ミラ「ふぅ・・・暖まるわねえ」
ソフィア「・・・ジー」
ミラ「何よ、その目は?」
ソフィア「ミラ、胸おっきくなった?(ジト目で)」
ミラ「は?」
ソフィアの突然の質問に数瞬だけ固まった
何でいきなりこんな展開になっているんだろうと思った
ソフィア「絶っ対おっきくなってるよ!くあぁっ!!ミラに追い越されるなんて一生の恥だー!!」
ミラ「そこまで言うか」
ソフィア「何さ!胸がおっきい方が良いっていうのかよー!!」
むにょんむにょん
ふにふにふにふに
ソフィアはミラの胸に手を置いて乱暴に揉み始めた
ミラ「や、ちょ、くすぐったいって・・・んあっ!」
ソフィア「揉むのか?!揉めばこんなにおっきくなるのか?!」
完全に暴走状態である
女の嫉妬って怖いね
ミラ「こ、この、いい加減に・・・ふあぁっ!?そ、ソコは違っ!?」
暴走は行くトコまで行ったらしく
ソフィアの今のターゲットは主に下の方
風呂の中だというのもあってか、無駄に手の動きが素早い
ほら、水って潤滑剤の代わりにもなるしさ
ミラ「も、もう・・・だめ・・・」
頭が呆っとしてきたみたいだ
感覚も徐々にではあるが無くなってきている
と、そんなあからさまにエロティックな展開を見せている場所に救世主が舞い降りた
イル「ミラ様、湯加減はいかがでござい・・・ます、か?」
ガラッと風呂のドアを開けて入って来た女性は、目の前で繰り広げられている光景を見てピキリと固まった
その瞬間に体に巻いていたバスタオルがはらりと落ちた
そこにはこれから起こるであろう事件(憶測)の一因がドーンとくっ付いていた
【その2】に続く
ここはソード城
前回では紹介していなかったがソード城なのだ
その城の中に設置されている大浴場(混浴ではない)が今回のお話・・・もとい事件の舞台である
ミラ「はー・・・はー・・・?」
先程まで断続的に続いていた感覚が突然無くなった
その事に気付いてソフィアの方を見た
ソフィア「あ、ああああ・・・」
わなわなと震えている少女が一人
その視線の先を見る
イルだ。イリューダ=フォルテ=ソード
この風呂の持ち主で今回の廻廊女子メンバーお泊り会の発案者
その人が文字通り固まっている
ミラは思い描いてみる。何も知らずに入って来たら恥辱シーン見せられた視点を
何というか、凄く口で言い表せない感じという事だけは解った
そんな現実逃避みたいな事を考えているとイルの意識が戻った
イル「二人とも、一体何をやって・・・きゃあっ!!」
すてーん
綺麗にすっ転んだ
いや、誰かが押し倒したのである
その誰かとはソフィアである。愚問であった
イル「え、な、え!?」
何故自分が倒れているのか解っていない様だ
対してソフィアは尚も暴走状態。むしろさっきよりも酷い
さもありなん、先程までミラの胸を(勝手に)揉みしだいていたのだ
今の彼女は胸を見るだけで暴走状態に拍車が掛かる様になっているみたいだ
ソフィア「おっきいなぁ・・・・・・これかー!男はコレ位おっきいのが良いのかー?!」
その理論は凡そ全ての男性諸君に当てはまる物ではないのだが、彼女からしてみれば大きい=最高らしい
イル「な、んでこんなに上手い・・・ってにゃあっ!つまんじゃだめぇっ!!」
何をつまんでるんだか分からないが、まあ分かる人には分かるのだろう
ナレーター的には一々ツッコまない事にしようと思う
アーケ「うわぁ・・・」
テーゼ「と、止めないでいいんでしょうか・・・コレ(////」
リシア「あらあら、ソフィアちゃんって意外とテクニシャンなんですね。私もやって貰おうかしら♪」
一人ノリノリの笑顔で凄い事をのたまっているが、これで女子メンバーが全員揃った訳である
夜はまだまだ長いのだし、本編はとっくに終わってるから何やってもいい訳だし、そもそも作者的には全員のバストサイズを晒す勢いで書いている訳でもある
一番の問題は検閲に引っ掛からないか如何かだけである
取り敢えずイル、ご愁傷様です(―人―)合掌
その3に続くとか続かないとか