後書きという名の愚痴
どうも、蒼麻です
何なんでしょうね、何で途中で兄上改心しちゃったんだろうね
しかも口調柔らかくなり過ぎだろ、違和感しかないわ
当初考えていた展開を取り止めて結局こうなった訳なんですが、初期展開の方も色々と酷かったです
死んだと思わせて所がどっこい!というのは変わらないんですが
ピクリとも動かない邪狼に突然「俺はまだお前に謝ってないから死ぬんじゃない」的な事を言い出し、ある意味兄上ご乱心状態でした
深夜でもないのに俺はどんだけアホな物を書いてるんだろうと自問自答してしまった程です
そして発音不可能な兄上の名前ですが、偶にはこういうのもいいじゃないという短絡的発想からああなりました
邪狼は兄上に憧れて今の一人称である「俺様」になったという、何で本編で語らないのか理解に苦しむ設定があります
・・・ホントに何でなんだろうか
後日談
ここは地獄
実はラグシャナ王国の真下に存在する
「よお、面会ってお前の事か」
邪狼「お久し振りです、兄上」
「如何したあ?二回もやられた復活怪人に何の用だ?」
邪狼「な・・・何処でそんな言葉を・・・」
「あ?お前んトコに居る蒼麻って奴がな、アイツ面白え奴だな!」
邪狼「・・・はぁ」
「そういやお前って普段「俺様」とか言ってるらしいな」
邪狼「あ、いや、それは」
「嬉しいぜ、こんな俺に憧れなんか持ってくれてよ。もう死んでるけどよ、もっかい死んでも悔いは無えぜ!」
カラカラと笑う
毒気が抜けたのか、溜め込んでいた物が無くなったのか
その笑顔は昔見た時と変わらない自然なもの
邪狼「兄上は・・・」
「ん?」
邪狼「兄上は、今も昔も変わらず俺の誇りだから」
「・・・・・・お前よくそういう恥ずかしい事素面で言えるよな、ある意味尊敬するぜ」
邪狼「だって血を分けた唯一無二の兄弟だし」
「かー、恥っず!お前早く帰れよもう!!」
邪狼「分かった、また来るよ」
「・・・ああ、またな」
終われ