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決勝戦、遂にここまで来たのだ

ああ、長かった。ここまでの道のりは本当に長かった

凄くメタな事を言うならば途中で他の事をやっていたから長くなった

でも反省はしない。それが蒼麻クオリティ

 

斐綱「何やら変な電波を受信してしまいましたが全力でスルーしましょう。さあ、天星武闘会もいよいよフィナーレを迎えます!果たして最後まで立っているのはどちらなのかあっ!?」

 

蒼麻「立ってるって・・・これはバトルロワイヤルか何かかよ?」

 

嵐「いいんじゃないですか?皆さん盛り上がってますし」

 

斐綱「それでは最後まで生き残った選手をこの場で再紹介しましょう!黒き暴風を従える姿は悪魔か女神か!?『ストームブリンガー』嵐選手!!」

 

観客・・・主に男性諸君が大歓声を上げた

 

斐綱「流石は主人公、やっぱり最後は俺が決める!『蒼き風』如月蒼麻選手!!」

 

こちらは女性諸君が黄色い悲鳴も加えつつ大歓声を上げる

主人公補正とかで意外とモテるらしい。リア充、爆散しろ

 

蒼麻「稽古以外で手合わせした事って無かったよな」

 

嵐「本気で来て下さい。でないと後悔してしまいますから」

 

その言葉に笑顔で応える

さあ、いざ尋常に勝負!

 

蒼麻「ババーン、とな!」

 

嵐「そ、それは!?」

 

斐綱「おおっと、これは如何した事かあ!?嵐選手が健在だというのに、蒼麻選手の手にストームブリンガーが現れました!!」

 

蒼麻「オリジナルがその場に居れば簡単に複製が作れるんだぜ!・・・それと黒の剣の融合処置を行ったのは誰だったっけ〜?」

 

ニヤニヤと含み笑いをしながら嵐にわざとらしく問う

それで合点がいったのか驚愕しながらも答える

 

嵐「まさかこの時の為に!?」

 

蒼麻「いやいや、それは流石に外道過ぎるから。コレはぶっちゃけ偶然の産物な訳だし」

 

邪狼「こいつぁまた結果が分かんねえぞ」

 

赤「何か段々引き離されている気がする・・・」

 

複製とはいえストームブリンガーを手にした蒼麻

中々一筋縄ではいかない雰囲気になってきた

 

続け

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