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全ては部屋の中で始まり

全ては部屋の中で終わる

部屋は何も言わないし

部屋は何も与えない

 

【幻想識零本】

 

今日からレベル2
どんな人に会えるんだろうか
そんな事を考えていると戦いを申し込まれた
・・・・・・はい?
『儂は布都、お主に戦いを申し込みたい!』
いや、だから何でですか
丁重に断ってみる
物凄くしょげた
何か可愛そうに思えた


設定
人外・布都(フツ)
主人公と戦おうと話しを持ちかけてくる。(´・ω・`)な人。
※布都が分からない方はググってみて下さい。

 

 

 


全ては部屋の中で始まり

全ては部屋の中で終わる

部屋は何も言わないし

部屋は何も与えない

 

【幻想識零本】

 

第二の部屋に入る
初っ端から引き戸だった
和風テイスト?とか思いながら開ける
中は如何見ても日本庭園のソレです
鹿おどしが鳴る度に心が和む
やっぱり此処でのお茶と云ったら
熱い緑茶しかないですよね
さて次の部屋に行きましょうか
『・・・ぇ、あの・・・・・・もし・・・・・・』


設定
巫女さん・凪葉(ナギハ)
流れに流されすぎた人。セリフすらないので、カワイソカワイソなのです。
・・・と、書き始める前はセリフが無いキャラだったのです。

 

 

 


全ては部屋の中で始まり

全ては部屋の中で終わる

部屋は何も言わないし

部屋は何も与えない

 

【幻想識零本】

 

第三の部屋に入った
さっき声が聞こえたけど気にしない
目と鼻の先には赤い人影
鼻長いなとか呟いたら怒られた
『気にしてるんだから、言うんじゃねー!!』
いやいや、貴方そういう者でしょ
適度にツッコミを入れつつ後にする
根は良い人(?)かもしれない


設定
天狗・黄牙
天狗なのにアレを気にしている。言うとにらんでくるけど根はいい奴。

 

 

 


全ては部屋の中で始まり

全ては部屋の中で終わる

部屋は何も言わないし

部屋は何も与えない

 

【幻想識零本】

 

第四の部屋に入ろうとした僕
しかし目の前は壁
はて?と思って取りあえず触ってみる
柔らかい・・・
何でだろうと思いつつ、ふと上を見る
えっと・・・怪、獣ですか?
天井を突き破って未知なる生物ここに参上
ほらアレだ
ウ○トラマンに出そうな怪獣なんだ
『グルルルゥルルルルゥゥ・・・』
刺激しない様に足の間をそーっと抜ける
頼むから○メトラマンとか来て欲しい


設定
怪獣・デドデドン
天井突き破ってる。スルーしてもいいんですね、わかりました。

 

 

 


全ては部屋の中で始まり

全ては部屋の中で終わる

部屋は何も言わないし

部屋は何も与えない

 

【幻想識零本】

 

第五の部屋は訳の分からない所らしいです
何故って変な本が「居る」からです
ええ、その本喋るんですよ
『新参、先輩であるこの俺が直々に教授してやろう。有り難く思え!』
何か偉そうな人(?)だなぁ・・・
取りあえず話を聞いてみました
二時間延々と闇魔術の話をされました
ちょっと勉強になった
けどこの部屋物語には全くもって関係無いです
何しに来たんですか先輩?


設定
しゃべる本・?
自分は先輩だと言ってくる奇妙な本。ゲスト出演なのかー。
詳しくは前作『闇本シリーズ』で

 

 

 


全ては部屋の中で始まり

全ては部屋の中で終わる

部屋は何も言わないし

部屋は何も与えない

 

【幻想識零本】

 

ここは第七の部屋です
と、のぼりが置いてある
入る前に置いたんだろうか?
中には何故かピエロが一人
『ボクはモノマネの達人♪何かリクエストがあったら言ってみてよ♪』
にこやかな笑顔が不気味です
取りあえずリクエストしてみる
『え゛・・・ね、ネオエクスデス・・・?』
唸ってるのを無視して部屋を出る
まぁ、そんな簡単に真似られてもキツいんだけどね


設定
ピエロ・カガージャ
モノマネの達人・・・らしい。主人公も難題与えすぎだと思う。
まぁ、ホントはネオエクスデスとかよく知らないんですけどね。

 

 

 


全ては部屋の中で始まり

全ては部屋の中で終わる

部屋は何も言わないし

部屋は何も与えない

 

【幻想識零本】

 

第八の部屋に入った直後
何か大きなモノがこちらに飛んで来た
咄嗟に避ける僕
『ギギャア!・・・ギギャアッ!!』
つんざく様な声で啼き
ソイツは再び僕の方に飛んで来る
今度は身を屈めて避ける
背中に感触。クチバシでつつかれた
鳥を見る。大人しくなってる
部屋を出ようとすると一声啼いて飛び去った
・・・懐かれたのだろうか


設定
怪鳥・フラスヴェル
何かに似てる名前。フレスヴェルグ?何それ、美味しいの?

 

 

 


全ては部屋の中で始まり

全ては部屋の中で終わる

部屋は何も言わないし

部屋は何も与えない

 

【幻想識零本】

 

第九の部屋
嫌な予感がしたので開けないで放置してみる
・・・三十秒経った
・・・・・・一分経った
・・・・・・・・・十分経っ
『早く入って来いよ!!』
怒声が響き渡る
渋々入る。目の前には仮面
無言で殴る。かわされた
すぐさま顔面蹴り
回避姿勢もとらずに撃沈
何なんですか、アンタは


設定
謎の仮面・無名
気にしてほしい仮面野郎。何なんですか貴方は、警察呼びますよ?

 

 

 


全ては部屋の中で始まり

全ては部屋の中で終わる

部屋は何も言わないし

部屋は何も与えない

 

【幻想識零本】

 

部屋と部屋を繋ぐ部屋
其処にはやっぱり龍が居ました
『やあ、七紙。レベル2の者達は如何だったかね?』
率直な感想を述べる
不思議な、それでいて何処にでも居る様な
そんな感じの人達だった
「面白かったよ・・・とてもね」
現実じゃ味わえない
空想では再現出来ない
幻じゃ把握しきれない
そんな面白い体験が出来た
『布都は中々洞察力があっただろう』
うん、まさかあんな事を言われるとは思ってなかった
それでこそ部屋の住人といえる


設定
賢龍・テンゴウ
シンとはまた違った龍。
『レベル3はまだ改装中だ』
「ですよねー」

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