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ここでは後書きを書こうと思いま・・・したが、あまりにも手抜き仕様になってしまったので書き下ろしにします。
流石に当時の文章をそのままコピペでは味気無い物になってしまいますしね。

・・・というか、書き下ろしにしようと思い至る直前までそうなってたんですけどね。

 

■部屋に住まう者達■

今作では序盤に見知ったキャラを配置しました。単なるネタ切れとも言います。

前作に少なからず関係のあるキャラも居ますが、セリフを除けば新規参入が多いといえます。

特にカエデ・ツバキ・オモガネの三人は最重要なので、キャラ付けをする為に書き始める前に練って練って練りまく・・・った覚えは無いです。

ウチの作品では一人は必ず居るぽややん系、実はあんまり居なかったりするクールビューティ系、かなり希少種な小物系。

・・・と、思い付けばどんどん付加要素は湧き出るので苦はありませんでした。


■八咫 千影■
今作の主人公にして部屋に挑んだ人の中で最多のループ回数を誇る人。

その総計、実に8888回。ループ時に記憶が巻き戻るとはいえ酷過ぎるにも程がある。

彼女の願いは「恋心を抱いている七紙統夜に想いを伝える」です。

青春っていうのは幾つになってもいい物だと思います。体験するのも端から見てるのもね。

取っ組み合いのケンカになると口よりも先に手が出る。格闘漫画で覚えた技が出る時もある。

誤解されやすいが何でもかんでもストレートに言う訳ではなく、場合によって言葉はちゃんと選んで話すタイプ。

七紙の前では若干しおらしくなるが、無名を相手にすると一転して容赦が無くなる。ただし仮面着用時。


■七紙 統夜■
前作の主人公にして千影の想い人。
前作ラストで無名と共に眠りについたが、同じ様な存在である千影の接近に無意識ながら気付いていた。

彼女の意図が分からない為、取り敢えず無名を先行させて警告を促す事にしました。

が、それも虚しく前作同様に鉄拳制裁で沈められるという結果に。アイツはとことん良いトコが無い気がする。


■七振りの神剣■
ゲームやマンガでは「八振りの神剣」と呼ばれている事がほとんどですが、差別化する為に一本減らしました。
本編では
布都御魂剣が登場しましたが、例えば他の天叢雲剣なんかは群雲家が管理しています。

あとは天羽々斬や八握剣はこの世界でいう所の天皇家が所持していたりします。

天之尾羽張剣に関しては神代の頃に所蔵していた寺院が消失して行方が分からなくなっていたり、十拳剣や神度剣に至っては記録すら残っていません。

ただし神剣同士で共鳴現象を起こすので、現存はしている事は確実です。


■神器の防人(継承存在)
弥栄 牧衛(やさか まきえ)、群雲 神凪(むらくも かなぎ)、八咫 千影の三人の通称。

継承存在とは次代に神器を継承するまでは不変である存在の事で、体内に神器を内包する人間の事を指します。
故に継承存在に選ばれる者は全員女性であり、子を成すという事は体外に神器を排出する事であり不変からの脱却を意味する。
実際適齢期(15歳位)を迎える頃には、どんな致命傷を受けても死なない体になるという呪いにも似た特性を有する事になる。
因みに死なない体の元ネタは「村雨健二」で、神器云々の元ネタは「ヤバイさん」である。


■苗字
七紙ときて八咫と続いてしまったので、もし続編があるとすれば九で始まる苗字になる予定である。
候補としては九曜、九音、九十九。
ただし作者としては続編を書く気は当分無いので、あくまで予定である。


■裏話■
実は他の継承存在である二名も登場者候補だった。
んで終零の部屋にでも登場させるかと思っていたら、某三人の事をすっかり忘れていた事もあって泣く泣く見送られた。
と、思っていたのですがどうやら記憶違いだった様です。

そもそも件の二名には部屋に乗り込んで来る理由も、部屋に居座る理由も無かった。

あくまで回想でチラッと登場するだけのモブキャラだったという訳である。多分。おそらく。きっと。

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