この物語は普段からよく分からん日記ばかり書いていた作者が、その支離滅裂ぶりを遺憾なく発揮したらどうなるのか?
といったテーマで書いたかどうかは分からないが、取り敢えず深く考えずに書いたらこうなった。
では後書きぐらいはちゃんと書いてみよう。
ただし書下ろしではなく元の文章8、書き換え2でお送りする。
一条実綾(いちじょうみあや)
二年生。生徒会長。
腰にぶら提げている刀・妙月は生徒会長の証である。
つまりは代々受け継ぐ物である。銃刀法違反とか全力で無視。ウチの世界観にそんなモノは無え。
天然ばりに頭がアレであり、顔は良いのに口を開けば意味不明な単語が繰り出される事で有名。
主人公とは何故か馬が合う。学園内七不思議の一つ。
条令内容は「条令は絶対に守る事」。
ちなみに外見イメージはポニテな眠気眼女子。残念な美人とはまさに彼女の為にある。
角二錠(すみふたじょう)
二年生。あだ名は角煮。
入学時の自己紹介で角煮とあだ名された。呼んだ奴は悉く半殺しにされている。
ワンブレスで長い文章を読める程の肺活量を有しているが、その能力は主にあだ名関連の事に使用している。
よく体育祭の応援団に勧誘されるが全て断っている。ちょっとだけ罪悪感。
条令内容は「変なあだ名ばっか付けんな!」。
名前の法則を考え付いた時に最も悩んだのがコイツ。二文字目がカタカナに見える時があるから地味に辛い。
三条馨(さんじょうかおる)
一年生。メンバー内で最も良心とされる。
自分の名前の難読さに昔から困っている。
テストで一番時間が掛かるのは名前を書く時らしい。その意見には誰もが賛同する。
実は主人公の事が好きで何度かアタックしてみたが、主人公が超鈍感なので気付いて貰えない哀しい子。
条令内容は「たまにはゆっくり休憩を取って下さい」。
どんなジャンルの漫画やアニメやゲームにも少なからず居る、いわゆる気付いて貰えない子。
やっぱり鈍感の主人公には敵わんのですよ。ちなみに作者も書けって言われたら書けないと答える。
四剣穣(しつるぎみのる)
二年生。Fx症候群発症者第一号。
右眼でのみ見た物がモザイクに塗り潰されてしまう病気に罹っている。
その為、右眼全体を包帯で隠している。
条令内容は「立ち向かわなければいけない時は前を向け。逃げてばかりでは何も変わらないぞ?」。
元々は「F×(フェイスレス)」という短編小説が元ネタ。まあ、そっちで発症する女の子の方が期間的にも先輩かな。
多分、「カテゴリ謎」辺りに掲載されてる筈。
後藤丈文(ごとうたけふみ)
一年生。生徒会書記。
静かなる闘気放つ策士。眼鏡掛けてるから策士ともいう。
鍛えているらしく服の上からでは分からないが筋肉質である。隠れファンが居たりする。
条令内容は「当たって砕けろ。むしろ塵になれ」。
元ネタは某天使ちゃんで有名なアニメに登場したメガネ君。
鹿原乖(ろくはらかい)
二年生。男。
中性的な顔をしており、それ故に女装をさせられているツイてない奴。
男の姿で登校すると即座に拉致られ女の姿に変えられてしまうので、半ば諦め気味で女装している。
もちろん中身が男なので更衣室で着替える時は壁側に避難する。因みに主犯はクラス全員。
当然可愛いと言われると怒る。神速の突っ込みと言われる位に突っ込みレベルが異様に高い。
主人公がボケると彼の突込みが飛ぶ事で有名。
条令内容は「ツイてないのは自分の運の無さだ、諦めろ」。
この後の人生でも悉くツイてるのにツイてないという矛盾に囚われる事になる、今作最も不憫な人。
相原七条(あいはらななじょう)
二年生。主人公・・・らしい。
超鈍感なので鹿原が男である事も三条に好意を寄せられている事にも一切気付いていない。
実綾とは波長が合うらしく、よく意味不明な会話をしている。
その際は大抵、意味不明会話→共感→握手という流れになる。見続けると洗脳されそうになるからご注意を。
基本的に一般的な高校生男子と同じだが、たまに頭のネジが外れて場を引っ掻き回す事がある。
本人的には平穏な学園生活を過ごしたいらしいが、まず自分をコントロール出来ていないので夢のまた夢である。
条令内容は「学生生活を存分に楽しめ」。
どうやら自分の事を常識人と思っているらしい。間違ってはいないが異常寄りである事も間違いではない。
ちなみに彼が言っていたゲーム機の名前は、ウチの小説群の中で共通の呼び名で元ネタは勿論思っている通りの物。