【妹舞石 誓】まいまいせき ちかい
最後にして最期の魔法つかい。ラストフィンガー。
余命幾許も無い魔法つかいでありながらも、今回の魔闘祭に出る事を決めた。
外見は中学生に見えるが、強力な魔法の酷使による急激な身体老化を引き起こしている。
昔亡くなった弟との約束により、最期まで一生懸命魔法つかいとして生きようと心に誓っている。
彼女は健気に笑う、体の内側から響く激痛に耐えながら。誰が止められようか。
【曲 稜】まがり りょう
天神町に住む属性:複雑式難解線(ラビリンス)を持つ能力者。
自分の名前が「まがりかど」と読める事から、「L字」という芸名で迷路作家としても活動中。
【間窟 未知子】まぐつ みちこ
AEVH第一号。《世界に拒絶された者》。
その特異性から一つ所に長く住めず、逃げる様に方々を転々とする内に陸志と出逢い愛し合う。
事故に遭った際に、瀕死の陸志に自身の血液を提供した事で彼を感染させてしまう。
元ネタは『EVER17』の「小町つぐみ」のアナグラム。
【マキヤ=ソルブライト】
何処かの国から依頼され、如月蒼麻を暗殺しに天神町に現れたA級アサシンの片割れ。女性。
幼少時から神は全く信じておらず、神に縋ろうと死ぬ時は死ぬ物だと常日頃から言っているリアリスト。
蒼麻の特異性を知らなかった為一度目の暗殺を失敗しており(蒼麻には敢えて逃がされた)、次こそはと言いながら天神町に潜伏中。天神ラーメンうめえ。
長く居続けたからか素質があったからかは定かではないが、属性:反天逆城(アンバランス)という能力を獲得。
能力の凄さに感嘆しているが、相棒からは気味悪がられている。
【真崎 青姫】まさき あおひめ
真崎謙悟の娘。花の女子高校生。山上市にて母親と暮らしている。
父親が何の職業に就いているのか把握しておらず、取り敢えず単身赴任が多いんだと思っている。
如月蒼麻とは顔見知り。神都市に友達と遊びに行っていた際に知り合った(偶然入った店が和服喫茶・桜燐だった)。
出会った当初は蒼姫として接客に立っていた時で、二回目は普通に街中でバッタリ会った。
【真崎 謙悟】まさき けんご
純粋な人間でありながら規格外クラスと肩を並べる男。《戦神》。
人に仇為す人外や妖魔を狩る裏稼業に属する、見た目は優男風のおじさん。おじさんといっても20代後半。
娘が小学校に入学した辺りに死亡しており、その事実は奥さんには報告が行っている(稼業の内容を知った上で結婚している)。
過去に人界で本格的に活動し始めたばかり(HW-TS解体後)の如月蒼麻を助けており、彼からは命の恩人兼憧れの人として見られている。
どの様な経緯があったのか分からないが、古空の一人である戦神王ボルトを憑依させている。酒飲み友達らしい。
ちなみに死んだ原因は路銀が尽きた(つまり餓死)。
【魔刃神オモガネ】まじんしん おもがね
古空の一人。魔刃と名の付く全ての起源となった者。
魔刃とは魔人や魔神の最上位互換であるとされる。背には歪な八枚羽、九本の右腕と二本の左腕を持ち、山羊に似た長尺のツノを生やし、長いあごひげを蓄えた老人の姿をしている。
amuos:sFによると、魔法の元となった魔素を扱えるモノを創ろうとした結果らしい。
第四時空に創世鬼刃オモガネという同性同名の人物が居るが、これは分身という奴でしかも劣化コピー。あんな小物と一緒にしないで欲しい。
【磨須磨 美墨】ますま みすみ
掟破りの神槍令嬢。霊器八方衆が一「南鷹」。
属性:概念付与を持つ能力者で、大南海連邦を拠点とする海運企業の令嬢。
文武両道を掲げ、特に武術においては槍術に才能を発揮する。
流れの人外鍛冶に鍛造して貰った霊槍・夜叉槐を最愛の得物として扱い、これを超える物は無いとまで豪語している。
概念付与の利点はAを指してBだと誤認識させる事が可能な点。またはAを指してAではないと錯覚させる点である。
炎熱属性の武器に凍結や電撃などの他属性の概念を付与する事も可能である。
付与対象は自他双方で、自身に対して傷を負わないという概念を付与した場合、明らかに致命傷のダメージを負ったとしても無傷となるなど反則じみている。
ただし何事も許容範囲という物があり、彼女は能力者ではあるが異流種ではない為、生物としてのルールを逸脱する事は出来ない。
つまり不老不死に関してはいかなる状況だとしても一切付与される事は無い。
ちなみに彼女自身の設定は「深殻木常座」と同じ過程を経ているので特に元ネタは無い。
ただ能力の設定は恐らく『UQホルダー』の「獅子巳十蔵」の概念を殺す、から来ていると思われる。
武器である夜叉槐については、大南海連邦の元ネタであるオーストラリアの国花「ゴールデン・ワトル(アカシアの一種)」が元ネタである。
【魔装少女アカシックハート】まそうしょうじょ あかしっくはーと
四部作の三作目。前作・前々作と作風がガラリと変わってバトル物になっている。
今までと違い萌え要素が大幅に抑えられているので勘違いしてしまいそうになるが、これはれっきとした魔法少女モノである。
その証拠に同人業界では陵辱系が圧倒的に多い。あと百合も多い。
【魔天狼アグナル】まてんろう あぐなる
初出は『幻想妖天劇』で中ボスを務める。男性。
天から墜ちて来た人語を喋る巨大な狼。十次元神サイファーの友人にして唯一の理解者。
サイファーを追放し人界に封印した天を恨んでおり、封印が綻んだ事を好機と見て天への復讐を目論んでいる。
名前の元ネタは昔作者がよく描いていたオリキャラ。漢字で書くと亜愚那流。
【魔刀乃 影華】まとの えいか
魔刀・イジカをその身に宿す魔刀乃一族の少女。まだ経験が浅い。
イジカとは石鏡と書くが、あの魔刀・イスルギの兄弟刀である。
名前は処女作の登場人物の流用。
【魔刀乃 影春】まとの えいしゅん
魔刀・シラヌイをその身に宿す魔刀乃一族の青年。影華の義兄。
魔界リヒト出身で先代リヒト王の影還は叔父にあたる。王家特有のツノは出自を隠す為に切り落としている。
従姉妹であると母親から聞かされていた影裏と陽奈多の両名にいつか会ってみたいと思っている。
【真昼野 藤次郎】まひるの とうじろう
寺社仏閣の建設・修理を専門とする宮大工。
テロ襲撃事件や斑鳩墜落事件などで度々壊れる蒼黒神社の補修を、天星神の依頼で請け負っている。ほぼ専属。
能力を持たない人間でありながら人外に一切偏見を持たず、平等に歩み寄り畏敬と信頼を以って接する。
多少頑固な所はあるが腕は非常に良い。大工仲間が呆れる程の瓦マニア。鬼瓦コレクションが家にある。
【魔法少女ミラクルメモリー】まほうしょうじょ みらくるめもりー
四部作の二作目。前作の一年後の物語。
想英市という街で放送されている架空の番組、という設定で話が進んで行くが実は本当に起こっている出来事。
異世界から現れた「ダーク・ウィッチ」と名乗る悪の組織が敵。
人々が心に抱く良い想い出を悪い想い出にする事で闇の世界を作る事が侵略理由。バッドでエンドな王国ではない。
前作よりお色気要素とコミカル要素とギャグ要素が増え、同人業界は凄く活気づいた。
敵の構成員がほぼ女性なのに四回に一回はピンク色の触手を出すので、「公式は触手好き」と言われている。
最も有名な同人誌は「触手少女ミラクルメモリー」という触手陵辱モノ。キャラ崩壊が凄い。最近触手を孕んだ。一番純愛しているとも言われている。
【魔法少女リリカルメモリー】まほうしょうじょ りりかるめもりー
四部作の一作目。原点。
中学生である主人公の少女がある日学校の帰り道で偶然出逢った傷付いた子狐。それが全ての始まりであった。
という、どっかの魔法少女と同じキッカケで始まる物語。元ネタなんだからしょうがないよ。
なし崩し的に魔法少女をやる事になったり、魔法のまの字も分からないから苦戦したりと、とても元ネタ通り。
ただし敵は非常に見た目が怖くグロい。伝奇モノに近い。萌え要素や百合要素はあるけど釣り合い取れてない。
【魔砲戦女・魔璃火】まほうせんにょ・まりか
度々礼夢達の前に現れる悪役。猪突猛進気味だが結構強い。
黒髪に紅い三角帽を被り、紅いビスチェに紅い前の開いたスカートを履き、黒のスパッツに編み上げブーツという出で立ち。
顔はかなり整っていて黙っていればとても可愛いのだが妙に顔芸が多い。ドヤ顔も多い。そして口が悪い。
ニコニコ動画で登場したゲーム版の設定では、三回攻撃を喰らうと絶対死亡という上級者仕様。
その特徴的な外見から、恐らく元ネタは『無限のフロンティア』の「キュオン・フーリオン」であると思われる。
【見生 貴射】まみき たかい
天神町に住む属性:全天狙撃を持つ能力者の男性。
彼がスナイパーライフルを持てばその辺のスナイパーより遥かに信頼出来る。
能力の内容としては、どの方向においても狙撃を阻害される事は無く、どの様な状況でも必ず成功するという物。
いわゆる反則級の能力であるのだが、世界は広くこの更に上が居るのだからこの世界は面白い。
【曼荼羅魔刃フミカネ】まんだらまじん ふみかね
第五時空・主世界マンダラの主。部屋の管理者。温和な青年の姿をとっている神。亜神。
部屋を管理する事は創造主(造屋散无)から仰せつかった大事な役目であり、部屋の中でのみ彼は全知全能となれる。
七紙や千影の正体を知っていた上で二人の願いを叶えた人物で、同時に二人の現在の保護者である。
部下が28名居るがその内の2名がキヨマサとムネタダである。残りの26名は別時空で活動中との事。
その活動内容はその実一つである。創造主であり敬愛すべき父である造屋散无を探し出し新たな役目を賜る事。
そう、彼等は超常無比の神であると同時に居なくなった親を探す迷い子である。