【深殻木 常座】みからぎ じょうざ
燦然世界の簒奪者。八百万国主。呪胎僭帝。
属性:権能剥奪を持つ能力者の青年で、数多の世界を渡り歩く時空間航行者(DUOにも把握されていない)。
通常ではその立場に無ければ使用出来ないとされる権限(王権やマスター権限など)を、強制的に剥奪・自身の能力として付加する事が出来る。
非常に反則めいた能力だが、彼は基本的にこれを私的に使う事は無く、対象となる者から懇願や依頼を受けるなどした場合のみ行使する様にしている。
一例として、彼の母国であるシュトーレ王国が滅亡に瀕した際、国王から《国の存続》を条件に譲り渡されている。
能力名に「剥奪」とはあるが最終的な決定が本人に委ねられ、それが結果的に剥奪という烙印を押されるだけで、彼に悪意は無く悪戯に権限を使用する事も無い。
普段はやや無気力で受動気味・積極的に他人と関わろうとはしないが、これは能力の異質さと、それによって発生する重責から心を守る為の防衛本能から作り出された疑似人格である。
本来の彼は責任感が強く何でも一人で背負い込もうとしてしまい、精神に隙が大きく無意識的に自分を追い込んでしまう性格である。
ちなみにこのキャラの設定は能力を考えてから練っており、名前に至ってはストックから持って来た物なので、特に元ネタも無いし何かの言葉を捻った物でも無い。
とはいえコレと同時期に「概念付与」が創られているので、恐らく何某かの異世界モノが発端であろう事は想像に難くない。何かは分かんないけど。
【御調 是人】みしらべ これと
天神町に住む青年。ネット関係なら大体この人に頼めば何とかしてくれる。CV.浪川大輔。
属性:情報解析を持つ能力者。空中情報ネットワーク。ブレインマスター。脳で見る者。
【瑞華】みずか
天木琴音の専属メイドで姉の笙子も面識があり年齢は20代後半、らしい。さん付けはデフォ。
主従ともに男性の好みが似るらしく、彼女も遼亮の事を好いている。ハーレム漫画によくある設定。
潜在的なエロ指数は琴音より上。溺れるタイプ。
【禊野ミローヴァ】みそぎの みろーう゛ぁ
回収班・チームL隊長。種族は妖怪。女性。
頽馬(たいば)と呼ばれる妖怪で、元々は西弐本を中心に活動していた。
妖怪としての異能はつむじ風を操る事と、全速力の馬さえ追い抜かす程の足の速さ。
外見は金髪のデュアルテールで身長は公称170cm前半となってはいるが、これは仕事をする上での最適解の為に外見を弄っているだけで、実際はとても小柄らしい。
仕事の際は金属多めの地味な戦闘服しか着ないが、普段は緋色の着物をよく好んで着ており、髪飾りも挿す等それなりにお洒落には気を遣っている。
回収班においては最強最速と目される人物。全キャラ中だと五指に入るレベルの速さ。でも多分五番目。
主武器はアイスバイルの持ち手を少し長くして刃を大型化した物。たまにハーケンを投擲する事もある。
山より海が好き。ビキニをよく着用する。見る分ならフレアビキニとか好き。自分には似合わんと思っている模様。
【光銀 剣】みつがね つるぎ
悪なる正義の味方。属性:エンター・オリジン。希望の翼を持つ者。
エンター(肯定者)というのは処女作に登場した超存在の事で、神にも御せぬ力を秘めるとされている。
デリーター・オリジンを持つ者と戦う宿命にあるが、今の所出遭っていない模様。
正義でありながら外道であり、表では弱気を助け強きを挫く英雄を演じて民衆の支持を得、裏では臓器売買に奴隷商、大量殺人や違法薬物製造、武器横領等を企てている極悪人。
彼の辞書に正義などという言葉は存在しない。悪という言葉を包み隠す体のいい隠れ蓑である。
名前の元ネタは、処女作の前に考えていた架空のアニメに登場する味方側の組織「光剣」から。
「〇銀シリーズ企画」の一環として作られており、実はオリジンと言いつつ処女作と比べると弱かったりする。そもそも種族からして違いますし。
【ミネア=カリゾフ】
恐らく『Se-sT』において一番可愛そうな結末を辿った女性。
箱入り娘として父親に育てられ母親譲りの風貌を備えた娘だが、偶然出会ったケイカに言葉巧みに騙され純潔を捨ててしまう羽目に陥る。
更にその事が発覚した後に(大体ケイカが原因で)半狂乱になった父親に無理矢理犯され、望まぬ子を宿す事になってしまった。
この様に本編では良い事が全く無かったが、4月1日のアレにてバーズと結婚し幸せな生活を送っているというフォローが為された。ただし泡沫の夢である。
【ミネルバ=R=リューシー】みねるば=らいあ=りゅーしー
アマネカの双子の妹。属性:魔銃作成を持つ能力者にして現代の魔女。
姉に比べると魔女としての才能は1ランク低いが、それを補って余りある魔銃への膨大な知識と制作技術を持つ。
姉と比べて高身長なのを気にしている。
【ミラーユ=ルコロイド=サーチェス=ベルガ=ケーテンブルク】
『題名はまだ無い』に登場したローレウル十三廻廊の一人にして、廻廊創設初期から居る最古参。
名前の綴りは「Mirayu=Rucolloid=Surchez=Velga=Koethenbulk」。
二つ名は「天獄の姫」。由来は当時地繋ぎだった天国と地獄を切り離した事から。
モノ同士の繋がりを言葉で命ずるだけで容易に切り離せる能力を持つが、世界の理を逸脱する能力なので不変の呪いが掛かっており、彼女はトウマの国に来る以前から一切歳を取っていない。
外見が変わらないのはクラス:漂泊者によるもので、不変の呪いとは特に関係無い事象である。
【ミラ=バテレイト】
『題名の無い物語』に登場した時の名前。上述のキャラと同一存在。
二つ名「天獄の姫」は央都政府が勝手に付けていた物なので、現在は自ら「秘石の魔女」を名乗っている。
万物を切り離す能力は健在だが、正体を隠匿する為に一時的に封印しており、魔石や秘石を使用した戦法を主に使う様にしている。
【ミリアリア】
想英市で暗躍する闇の組織「ダーク・ウィッチ」の幹部。妖艶な雰囲気を持つ夢魔。
人間達の見る夢にその人の理想の姿で現れ骨抜きにする事で、現実への失望を掻き立て想い出を奪おうとする。
同じ幹部であるサイクとは、作戦の方向性の違いと部下への対応から非常に仲が悪い。
【ミルガート】
地獄・八層門番の一人。真器納。《眠れる荒獅子》。
イドオールやファルセスと違い何処か頼りなく見える女性。
ただしそれは本性を隠す為のいわば偽装であり、その正体は屈強な囚人共が揃って震える程の戦闘凶である。
二つ名は瞳が血を湛えた様に紅くなり、徒手空拳で頭蓋骨を粉砕する事から名付けられた。