【憎悪のナジュラ】ぞうおのなじゅら
幻喪の塔に住まう八大罪の一つ「憤怒」を担う女。
彼女が抱いた怒りは最早その感情を通り越し憎悪にまで発展した。
自身が悪いのか相手が悪いのか、彼女にはもう判断する事さえ出来ない。
ゲーム版の設定では階層ボスでレベル1000。
ダメージを負う毎に攻撃力上昇。体力が1/3を切ると攻撃に呪い付与(強)。
なんらかのデバフがかかると灼熱の魔眼発動(全画面常時炎熱ダメージ500)。
【奏楽団長アヴラドナーグ】そうがくだんちょう あう゛らどなーぐ
曼荼羅魔刃フミカネの従者の一人。《尋香行》。
一にして万、群にして個。一人に見えてその実は幾万の魂を縒り合わせて創られた複合生命体。半人半鳥の体を持つ。
その為彼の名前は魂の総称であり彼個人の名称ではない。全ての魂がアヴラドナーグなのである。
天武護法神デウサードゥナイの部下であり、金鵄音帥カイムンアーラの直属の上司。
仲間内では美味い酒を造ると半ば崇められており、偶然にも酒の名前はアムオス(somaの逆さ読み)というらしい。
二つ名である尋香行は、彼が香りを栄養とする為に訪ね歩く事からそう呼ばれているらしいがそれは方便らしい。
元ネタは「乾闥婆」で「gandharva」の逆さ読み。
【蒼穹神・空主羽】そうきゅうしん・くすは
空主羽が管理者の仲間入りをした際の名称。
斑鳩墜落はあの世界では必然だったので、それを建前として天壌神が独断で引き入れた。
直属の上司は同じく空をカテゴリとする天空神・✕。同じ中神である飛翔神・スミドリは先輩にあたる。
【創世鬼刃オモガネ】そうせいきじん おもがね
第五時空に現れた侵入者の一人。部屋に巣食う者。部屋を喰らう者。
作者からの愛称は小物。オリジナルは古空の一人である魔刃神オモガネ。劣化コピーにも程がある。
水晶麗姫ツバキと金剛真姫カエデの父親にあたるが、ツバキに鉄拳制裁で沈められている所を見るに、全く親としての威厳は無い模様。
仕掛ける悪事はどれも悪戯レベルで、愛すべき阿呆の名を贈るとなったら真っ先に名前が挙がるだろう。
誰かを欺く時に本性を隠す事は可能だが、「まだだ、まだ笑うな」を確実に失敗するので短時間しか維持出来ない。
一応部屋が絡まなければそこまで無能という訳でも無い。人並みにこなす事は出来るがそれ以上は期待出来ない。
【双貌峡 闇嗚】そうぼうきょう やみお
人外。女性。クラスは闇彩御屠女。《血みどろ姫》。
属性:剣殻剣山紅桜(くしざしぱらだいす)を持つ能力者で、対象の内外から無数の剣状物質を生やす事が可能。
どちらかというと内側から生やして血飛沫を全身に浴びる方が好き。でも血の味はすこぶる嫌い。
会う度に返り血を浴びている気がする、と関係者から言われる程度の好き具合。最早血化粧が正装といってもいい。
母親譲りの裁縫の腕を駆使してメンバー内の服飾を担当している。かなりセンスが良い。
性格は一見普通だが、朗らかに喋っていたかと思えば直後にどんよりしていたりと躁鬱が激しい。普段は蔓咲の処方箋に頼っている。
特に意図は無いのだが、彼女を含む闇彩御屠女のメンバーは全員癖のある苗字になっていたりする。
別に変な苗字を作ろう企画とは関係無い。むしろ変な苗字はいつも作ってるので通常営業である。
【ソウマ】
如月蒼麻が肉体から人外を構成する物質(人外伏卦録)を抜かれた状態。いわば記憶喪失の様なもの。
人外の要素が抜き取られ素体である偽体の状態に戻っているので、人間相当の力しか出せなくなっている。
またの名を神暦匡治、天星神が初めて関わった人類であり未だ引きずる心の傷跡である。
【早柳寺 キミカ】そうりゅうじ きみか
メイド喫茶・ヴァルハラの店員。金髪碧眼のイングリーズ(現実でいうイギリス)人。
弐本のアニメや漫画を見て育った経緯から憧れを抱き、大学卒業後に念願の渡日を果たす。
三日だけ滞在のつもりがどんどん日数が伸びて行き、遂には永住するまでに。憧憬も度を越せばここまで来る。
弐本の実情(人外・能力者差別社会)を見て悲嘆に暮れ、その後慰安旅行で鶴ヶ谷市を訪れた際にヴァルハラで癒されまくったので、「この店に人生を捧げよう!」と、なんかおかしなテンションになり結果現在に至る。
ここまで聞けば解る通り決めた事は即実行タイプ。テンションの上下幅が極端。頑張る君の姿は美しい。あと巨乳。
「早柳寺キミカ」はお店で働く際の源氏名で、本名は「レリィ=アルトリーゼ」。別にどっちで呼んでもいいらしい。
【ソウルオン】
低位冒険者。称号:凍結。
暑い気候の国で育ったが何故か適正元素が氷だった少年。
出身国の気温で慣れているので、割と暑いダンジョンに行っても汗一つかかない。新陳代謝がバグってるとかではない。
夢は上位冒険者になって国に絶対解けない氷のテーマパークを造る事。
凍結→凍獄結→凍獄結晶。
【ソーンエイダー】
鬼と人機の間の子である人外。女性。《偽神・酩酊》。
三度の飯より酒が大好きな人物で、酒を肴に酒を呑むとまで豪語する女傑。
乗り物で酔う事はあれど、酒に限定するならば一切酔う事は無く、身体機能や認知機能も正常に働くとの事。
ちゃんと体内に吸収はされている様で、検査をすると血中アルコール濃度が明らかに基準値を超えている(昏睡期(0.50%))事が判る。
酒を飲んでいるかどうかは頬の上気加減で何となく判別出来る、とは知り合いの言。
鬼譲りの膂力とスタミナを誇り、人機譲りの自己進化という名の異能と純機械式の右腕を授かっている。
(※ここでの自己進化とは、機械部品を取り込む事で自身の右腕をアップデートする事である)
属性:酒精拡大を持つ能力者でもあり、彼女の飲んだ酒に含まれる酒精を体外に向けて拡散するというもの。
内訳としては飲めば飲む程拡散範囲が比例して広がって行き、彼女が物理的に飲酒を止めない限り(腹水になると流石に辞める)拡大が止まる事は無い。
酒豪を超えて最早酒狂の類になっている彼女を指して、一部の者から酒の神扱いをされているが、普通の人外なので殺されれば普通に死ぬ。
名前の元ネタは、作者が『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の「黄金馬」に付けた名前から採っている。
ちなみに人機の元ネタは、『読み切り2』に登場する「其崎王斗」である。
【ソフィア=インベルターク】
『題名の無い物語』の主人公。雨巫女。綴りはSofia=inbertag。
愛称はソフィー。名付けは天獄の姫ことミラで、親友であったソフィア=シュタインブルーから名前を貰った。
第二百三十九世界(天星世界の並列世界)でバテレイト夫妻に拾われ育てられた天雲の一族の生き残り。
自身に根付いている雨の能力(レイニーレイニー)により体臭が存在しない事が特徴。それ以外は割と平凡。
ショートヘアーで巨乳。フィーナからは密かに羨望の目で見られている。
好物は兎肉の照り焼きとネギ醤油ダレをかけた鳥の唐揚げ。美味しい料理を見ると涎を制御出来ない系女子。
極度の方向音痴なので一人で外出させてはいけないが、道を覚えれば大丈夫なので本人は割と楽観的。
【ソフィア=シュタインブルー】
ローレウル十三廻廊の一人。《雪月華》。
極北統治シュタインブルーの当主にして、貴族そのものを完全否定する現実主義者。
両親が良くも悪くも貴族然としていた(現状を一切認めず無駄にプライドだけ高い)為一族全体に嫌気が差し、暗殺者(ルード=セズ=ヴォルト(当時8、9歳位))に依頼して全員を殺して貰った過去を持つ。
ちなみに報酬は処女(というより性知識から教える段階)。
その時の彼女の年齢は15歳位。いわゆるおねショタというやつ。
あっちでも触れてるけど、セズはそれ以降度々仕事終わりに城を訪れては、セックスしたり歓談する仲になって行った。
そうそう表沙汰には出来ない関係だけれど、二人共それなりに満足してたんじゃないかな。セズは結局見られなかったけど子供も生まれてるし。
あとこれは親友であるミラでさえも知らない事である。
【ソライオン】
中堅冒険者。称号:龍麟鎧。男性。
獄焉都市で唯一祖龍を仕留め切ったパーティー「オラシオン」のリーダーを務める重聖騎士。優秀なタンク役。
嫌味の無いイケメンで割と空気の読める男。女運が悪い。女が絡むとクエスト失敗したり報酬が減る。辛い。
麟鎧→龍麟鎧→祖龍麟鎧。
【曽良野 健児】そらの けんじ
天神町に住む青年で重力系統の能力者。
長い事身体能力系統と思われていたが、詳しく鑑定した結果無重力である事が確認された。
『外伝「空主羽編」』では、似た能力を持つ井ノ上菊理と同じ班に配属された。
大気圏より手前なら何処でも歩けるらしく、速度が出ていないなら飛行機から落ちたネジもキャッチ出来る。