【位階】いかい
世間一般では等級や階級の事を指すが、人外間においては他にクラスとも呼ばれる。
種族とは違い各々の能力を推し量る為に必要なものである。
これが分かれば己の力量が相手より上位か下位か瞬時に理解出来る。
【超越存在】ちょうえつそんざい
現時点で最上位に位置する者達。
様々な理由から『界の果て』に至った者の事を指す。
【イグドラシル】
事象そのものに干渉する事が出来る、生物として完成されたもの。
【プロト・ヴァルキリー】
因果律に介入する事が出来る8人の戦女神。
【殲教士】せんきょうし
牧師の恰好をしているが特定の神を信仰している訳でも無く、出遭った者皆殺したくなる危険人物。
とある人物からキチ〇イ神父との蔑称で呼ばれているが別段気にしていない。
重火器大好き。
【闇彩御屠女】やみいろおとめ
闇黒特性の女性達が創った団体の総称。
割と恥ずかしいネーミングだが、本人達は真面目な顔で名乗っているのだからどうしようもない。
揃いも揃って一癖も二癖もある様な奴ばかりで、斬刻門とか蔓咲とかどっかで聞いた事ある様な物騒な苗字が多い。
【古空】こくう
神様の上位互換。
人語を解し自らも喋るが、その姿は凡そ人型とは言えず異形そのもの。
【守護刃将】しゅごじんしょう
古空を護る4人の守護者。
古空に創られ古空の為だけにその身を挺する生まれながらの自己犠牲者。
彼等の忠誠心は古空だけに向けられている為、その上位に位置する者だとしても頑として従わない。
【真理】しんり
緩慢に育ち世界そのものを砕き潰すモノ。
唯一絶対にして不動のルールを持つ。
全生命体にとって天敵となりうる為、現在虚構化された宇宙空間・月面内部に封印されている。
【亜神】あしん
Noxia(ノクシア)とも呼ばれる異時空に起源を持つ神々。
生命誕生より以前から活動しており、人間の創作した神話に登場する神々のいわばオリジナルに相当する。
何の制約も無しに時空間の移動が可能だが、能力による所ではなくただの特技との事。
【管理者】かんりしゃ
人間界における神様を指す。
主神を筆頭に大帝神・大神・中神・小神の五階級があり、現在48柱の神が存在している。
【世界】せかい
世界にも意思と呼べる物があるのでここに記述する。
生命の母であり父であり隣人でもある。
amuos:sFが時空を創り始めた当初は最終的に414になると述べていたが、前宇宙創世時代以降は際限無く増えて行っている為現在正確な数は分かっていない。
【規格外】きかくがい
後述する人外の上位互換を指す。正式名称は特異式人型鎧殻体。
人外の枠さえも超え神と同等の位階まで至った者達の事。
世界そのものへの脅威に対する抑止力は彼等の中から選出される。
【真器納】まきな
真なる器に納まる者を指す。
世界には必ずこの真器納に覚醒する者が存在し、その多くは神隠しや失踪として処理される。
成る条件は生を終える事で過程は然して重要ではないが、例え不死であったとしても例外無く生を終えるので最早理外の現象であると言っていい。
【漂泊者】ひょうはくしゃ
俗にアンチ・ヒロイックと呼ばれ、世界を救う程の善行を成そうとも決して英雄(他者による神格化は別)にはなれない者の事を指す。
例外無く全員が女性でこのクラスに選ばれた瞬間から成長が止まり不老となる。(ただし強体値は上がる)
厳密にはクラスではなく種族の様なものらしく別のクラスに属する者も居る。
【朱キ神】あかきかみ
アブソリュートクラスとも呼ばれる人外の一種で、基本的に緑角神という竜種を指す。
その起源は古く発祥は異世界とも言われ、この位階にある者は名に『緋』の字を持つ。
【異流種】いりゅうしゅ
人外の中でも稀有な能力を有する者を指す。
個体差はあるがいずれも不死身である事が確認されている。
【星命】せいめい
歴史の分岐点において新たに生まれ落ちた新造生命。
世界の意思と直接コンタクトを取れる存在で、世界の意思が自我を持ち具現化した様なもの。
【青シリーズ】あおしりーず
amuos:sFがその暇を潰す為に自身を414の欠片に分割した際に生まれた者達を指す。
性別・年齢・思想、そのどれを取っても同一の個体は居らず、また己が何者なのかも気付くタイミングが全員違う。
その中でも『核』『外殻』『心』『記憶』を司る存在は別格とされる。
【人外】じんがい
人間の枠を超えた者を指す。人型鎧殻体とも称される。
由来は人の形をした鎧を殻の様に着込んでいると古代の人々に形容された事から。
人間よりも先に管理者に創られ、人間よりも頑丈に設計された先住種族とも呼ぶべき存在。
【妖魔】ようま
人外の後に創られた生命体を指す。
のちに創られる人間に似た容姿を持ち、群れで暮らす部族の様な集団生活を送る。
魔暦においては魔族と呼ばれ人間に代わって世界に台頭する事になるが、想定されていない近親交配による構造劣化により位階は半人外に劣る事になる。
【半人外】はんじんがい
母に人間を持ち、父にそれ以外の種族を持ったハーフを指す。
父親よりも少しでも種族特性が高い母親だった場合、その子供は例外無く理性を失う事が確認されている。
片方に無い物をもう片方で大いに補う事を前提とし成り立った結果。
理性の無い個体は親でさえも食料と見なし人類社会を蹂躙する為害獣指定されている。
分類が難しいので例外的に一度死んで生き返った者も含まれる。
【半人獣】はんじんじゅう
半人外の理性の無い獣版。
上記でも説明した様に母親の個体が少しでも父親の種族特性を上回ると生まれてくる。
待望の我が子が理性も倫理観も無い言葉通りのバケモノとして害獣指定され狩られる為、世間から秘密裏に匿う母親も少なくない。
ただしソレが行き着く先は人身御供である。他者を犠牲とするか自身を犠牲とするかのどちらか。
一部例外(その時の満腹度の問題)を除いて大多数が悲惨な結果となる。
2000年代に西欧・カレドヴルムズで起こった全住民失踪事件は、匿っていた母親が不慮の事故で歩けなくなりエサを確保出来なくなったのが原因だとされている。
夜剣の調査によると最初の犠牲者もその母親との事である。
【能力者】のうりょくしゃ
人間達の中から生まれる新人類を指す。先天性と後天性が居るとされる。
国によっては差別や迫害の対象とされている。
【人間】にんげん
基本スペックにおいては位階内でも最下位の個体だが、極稀に突然変異を起こし預言者や英雄が生まれる事もある。
正式名称は汎用性人型生命体で世界のバランスを調整する為に投入された、いわゆる数合わせの様なもの。