天支長アルファ(てんしちょう あるふぁ)
CV.小野大輔
Class:規格外
AnotherName:完全無欠の大天支
天界に居る全ての天使を取り纏める実質的な責任者。最後の大天支。
流石天支と言うべきか弓を扱う事に関しては他の追随を許さない腕前。
保有能力は「全弓必中」。どんな射程だろうと必ず対象に当たる。
数年前まで右腕的存在が居たが、とある事情により現在は袂を分かっている。
冷静な判断力を持っているが、時としてそれが仇になるだろう事も勿論理解している。
人外の間では「天界はオメガで始まり、アルファで紡がれる」と言われているが、その意味は目下不明である。
以下3020年のお話
地獄と行った仮想戦闘訓練を経て共同経営もいいかもしれないと考え始める。
のちにオメガと再会し民間軍事会社「ゲニウス」を設立。主に非戦闘系人外を護衛する仕事を請け負う事に。
(※人間は対象としない(そもそも天使や獄卒は人間ではなく人外を信賞必罰する存在の為))
炎天ヴァスク(えんてん う゛ぁすく)
CV.鳥海浩輔
T:174cm
Class:人外
AnotherName:炎の支天使長
全ての火炎系天支を統べる四支天の一人。
仕事の相棒であるサキニスとは、公私共に仲が良い。
保有能力は「灼熱球の圧縮」。その影響で彼の眉は常時被害にあっている。
同系統の中(赤、青、紫、白、黒)では最大火力を誇るが、成長限界的には「熱気」よりも下。
過去に弟を事件により亡くしており、理不尽な事に対して人一倍怒りを露にする様になった。
それとは別に彼が無表情でいる時は心の底で何かを嘲笑っている事がある。
その風貌が災いして昔は何かと苦労していた様である。
ただし本人は改める事は一切せず、これからも自分の思うまま生きていくとの事。
以下3020年のお話
心身共に成長し大抵の事では動じない様になっている。
相棒であるサキニスとは晴れて恋仲になり、流石に公私は分けるが同棲もしており順風満帆な様子。
近年弟の亡くなった原因が誰の所為でも無く偶然が重なり合った結果だという事が解り、心の底に累積していた澱を手放した。
氷天サキニス(ひてん さきにす)
CV.伊藤静
T:161cm
Class:人外
AnotherName:氷の支天使長
全ての氷系天支を統べる四支天の一人。
保有能力は「絶対零度」で何者をも凍らせると述べている。
しかし過去に原初の死神によって無力化された事がある。流石の彼女も怯んだ。
同系統の「冷気」や「凍結」より能力的には上だが、成長限界的には「冷気」よりも下。
実の母親を目の前で失った過去があり、それからは自然な笑顔が出来なくなってしまった。
同僚であり相棒でもあるヴァスクにはそれなりに好意を抱いており、友人以上恋人未満の関係らしい。
普段は長い前髪に隠れて目が見えないので分からないが、かなりの切れ長で妖艶なイメージを感じさせる瞳を持っている。
以下3020年のお話
ヴァスクとの仲が進展し晴れて恋人同士になり、母親の死を乗り越えた事で漸く心の底から笑える様になった。
1000年前と劇的に変わった事といえば一番は髪型。両側のアレはリボンではなく髪の毛である。
あと胸が増量した。明らかに1000年前と大きさが違う。
風天ディーゴ(ふうてん でぃーご)
CV.未定
T:172cm
Class:人外
AnotherName:風の支天使長
全ての風系天支を統べる四支天の一人。
保有能力は「大型台風の目」。実際の台風よりも中心面積が小さいのが良。
能力的には風系最大出力を誇るが、成長限界的には「湿気」よりも下。
何時でも何処でも相手が敵だろうが味方だろうが喋り倒すのが特徴。
天支と魔族のハーフで本気を出すと肌の色が魔族特有の物に変化する(魔界リヒトとは関係無い)。
昔その強大な力を上手く制御出来ず暴走、本人の意思とは関係無く両親を殺めてしまった事がある。
黙っていると昔の事をふいに思い出してしまうので、一日のほぼ9割を喋りに費やしている。
同僚であるアビラカとは自他共に認める親友。
以下3020年のお話
1000年という長期間の修業の末に力の制御に成功し、漸く両親の墓前に赴ける様に。
もう黙っていても大丈夫な様にはなったが余りにも長い時間喋り倒していたので癖になってしまい、もうなんか喋ってないと逆に落ち着かない。職業病に近い。
地天アビラカ(ちてん あびらか)
CV.鶴岡聡
T:172cm
Class:人外
AnotherName:土の支天使長
色即是空空即是色な支天使長。
保有能力は「絶対防護」。精神の強さによって耐久力が上昇する依存型。
同系統の能力に「絶対防壁」があるが、正直違いはあまり無い。また成長限界は「乾気」よりも下。
相手を見掛けで判断しない性格の為か、それが災いし事件に巻き込まれた過去を持つ。
その時に親しくなった少女と子犬を守りきれずに死なせてしまった事を今でも悔やんでいる。
平時は窓際で一人静かに本を読むタイプ。あと聞き上手。
以下3020年のお話
神の計らいにより少女と子犬に再会し、出逢った頃と同じ笑顔で感謝を述べられた事で自分の行った事は間違いでは無かったのだと悟る。
別れ際に少女に自身が作り方を教えた花冠を手渡され、漸く心の平穏を取り戻す事が出来た。
ちなみにその後、何故か錫杖を片手に世界を渡り歩く旅に出てしまうのだが、その顔は最早後悔など微塵も感じさせない晴れやかな表情となっていた。