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【鑑定院】かんていいん

割と何処の次元にもあったり無かったりするが、取り敢えず世界各地に最低でも一軒はあるとされる管理者が設置した最新鋭の施設。破壊耐性がトンデモなく高い事でも有名。

此処で出来るのは主に能力鑑定と呼ばれるもので、先天後天関係無く「これ能力が覚醒したのかな?」とか「すこぶる元気だけどなんか明らかに体が異常」と思ったなら此処に来れば大体解決する。

鑑定結果はその場でも分かるし、時間が無いなら後日自宅に封筒が郵送されたりもする。

内訳としては鑑定の結果による詳細な能力の説明、それによって起こる現象への対策法、最寄りの相談窓口と電話番号、能力差別・迫害地域への渡航の危険性の説明などの紙が同封されている。

また基本的には能力の名称は鑑定院が独自に決定したものとなるが、万一気に入らなかった場合の名称の変更手続きは返信用封筒(鑑定院行・同封)を送る事で正式に可決される。

鑑定費用は原則不要。不法滞在者や犯罪者、市民管理ナンバー証不所持や住所不定の者については、国際法違反や郵送物の発送不可などの理由でそもそも鑑定院の敷地内に侵入する事が不可能となっている。

というか入口で物理的に弾かれる。無理に侵入しようとした場合、国際法違反と施設無断侵入罪により現行犯逮捕される。

ちなみに神様は基本技能の一つとして能力鑑定が出来るので、知り合いに神様が居るのならそっちを頼った方が早い。

【草壁団地】くさかべだんち

弐本にある一番有名な団地で弐本人なら誰でも知っている忌避されている場所。
団地の住人のほぼ9割が能力者であり、弐本で能力者が生まれると押し込まれる所。いわば姥捨て山に近い。
弐本は多神教ではあるが他国に比べて人ならざる者への差別が強く、独立宗教国家ランバダ程の過激さは無いが同じ人間としては扱われていないのが現状。
1割に満たない数の一般人が住んでいるが、彼等には他の団地・街・国への転居や移住を認められている。
ここまで風当たりが強い原因は、過去に弐本で起こった能力者による集団殺人事件が発端となっている。あと政府のトップとかが総じてクソだから。国のトップである刻限帝はむしろ能力者側。

 

【紅桜神社】こうおうじんじゃ
異世界にある蒼黒神社と同じ構造をした神社。
御神体や目に見えないが実は結界も同じ構造をしている。

 

【四条女学園】しじょうじょがくえん
鶴ヶ谷市にある市立の女子高等学校。弥生の母校でもある。
かつて依頼を受けた蒼麻が女装をして潜入捜査した事がある。ちなみに赤は用務員。
近年卒業生の中から弥生と同様に黄泉還りを起こす者が後を絶たないが、弥生とは根本的に原因が違うのでまた別の要因が絡んでいる。
元ネタは作者が『月姫』で一番好きなキャラだと豪語するイカこと「四条つかさ」。

 

【浄罪戦城】じょうざいせんじょう
第三時空に横たわる荒涼とした大地をひた走る移動式の城砦。
内部には数多の人外を擁しており、天守閣には主である魔桜・霊武が座している。
元は抑止力に選出された霊武と彼に惹かれた者達が集う少数精鋭であったが、いつの頃からか人外が一人、また一人と増えていき、気付けば収容人数三万を超える超巨大な集団となっていた。
毒の泉や硫酸の海などに立ち寄ると城の一部を展開してろ過する事で飲み水などを確保している。
飲もうと思えばそのままでも飲める身体構造にはなっているのだが、味にうるさい者が多いのでこうなったらしい。
 
【紫耀神社】しようじんじゃ
天星世界の別ベクトルに位置する極月世界にある神社の名称。
極月世界の説明でも触れている通り現在存在そのものが闇に葬られている。
一応此処に住んでいた別ベクトルの蒼麻はその後色んな設定が付加されて日の目を見ている。

 

【蒼黒神社】そうこくじんじゃ
全ての始まり。ウチでいう主要キャラは大体此処に住んでいる。
ブログ初期の設定ではマントル内に存在したが、設定練り直しにより天神町のお山の上に移動。
天星神自ら建立に関わっており、かつ基本的に此処で天星世界に関する雑務を行っている。
邪狼曰く「何てこたあねえ、その辺のと大して変わらんちっちゃい神社だよ」。
ただ立派な楼門もあって広大な雑木林もあり、本格的な結界で守られ世界の抑止力を担っているので、明らかにその辺の神社とは色んな意味で格が違う。

【蓬暦寺】ほうりゃくじ

天神町にあるお寺。宗派は浄土真宗。お山の上には神社があるのでこちらは平地にある。

現在の住職は灘変尚累だが先代の住職は謎らしい。

役所に問い合わせても寺の登記が何故か見付からないと言われる。

過去に誰かが登記を移したという記録はあるのにも関わらず何故か無い。

灘変が死去した以降は後継者が居なかったらしく廃寺となっており、敷地内にある墓地は経年劣化や2800年頃に起きた大規模テロにより壊滅。​

その後修復作業が行われたが2900年頃に設置に伴う土地の不足が浮き彫りになり、救済策として亜空間に墓地を移送するバーチャル墓参りならぬディメンジョン墓参りが登場。

これにより昔ながらの墓石を建てる者が激減し、全国の石材店はほぼ墓石を作る事が無くなっていった。

『覇を奏でる』の時代ともなると、我々がよく目にするタイプの墓石は相当な物好きか、懐古主義か、はたまた何世紀も生きている様なモノ位しか建てようとはしなくなる。

ちなみに3020年になっても墓石を普通に地面に建てているのは世界中で天神町だけである。

そもそも人口が2万人程度なので土地不足とは無縁である。

【魔桜殿】まおうでん

浄罪戦城の天守閣に相当する場所の名称。

魔桜・霊武は基本的に此処で日々を過ごしており、其処から眺める事の出来る斑模様のオーロラは絶景との事。

【光剣剣道場】みつるぎけんどうじょう
平成の時代に白帝が師範代を勤めていた剣道場。
蒼黒神社の離れを使って天神町に住む小中学生を指導していた。

人外狩りが始まった頃には既に廃業している。

【メイド喫茶・ヴァルハラ】

神都市にある飲食店の双璧を担う店の片割れ。和服喫茶・桜燐とは商売敵。

様々な属性のメイドを取り揃えその道の客から絶大なる信奉を集めるが、蓋を開けてみると割とクセのある人物が多い。特に勤続年数が長い人程話を聞かない率が高い。(※客以外に対して)

飲食店ランキング・殿堂入りを一回果たしている。

【メトロスフィア】

ラグシャナ王国・地下秘密遺跡に封印されていた空中要塞。浮遊城とも称される。

​途方も無く巨大な水晶で出来ており起動後はほぼ無尽蔵の魔力を自己生成して稼働する。

初代国王によって抑止力となる様建造されたが、その世界をも揺るがさんとする絶大なる力の悪用を恐れ封印された。

封印の解除は第一に礼拝堂に備えられた黒真珠の杯に起動者の血を満たす事。

第二に城を浮かばせる為に必要な動力機関に火を点す事である。

この火を点す為に必要なのが大量の人間の魂であり、この城が封印された最大の理由でもある。

【和服喫茶・桜燐】わふくきっさ・おうりん
神都市にある飲食店の双璧を担う店の片割れ。メイド喫茶・ヴァルハラとは商売敵。
如月蒼麻の知り合いが以前店長をしており、その縁でたまに助っ人をしていたりもする。
蒼麻が女装して助っ人参戦すると売り上げが10倍になる、とは常連の間では有名。
神都市・飲食店ランキング殿堂入りを二回果たしているが、現在の店長の手腕はポンコツそのもの。

店員がフォローしないと店潰れるんじゃないかと噂されるレベル。

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