【ライオネウス】
低位冒険者。称号:光牙。
のちに語り継がれる伝説のパーティー「栄光の御旗」のリーダーである少年。
光牙→烈光牙→烈閃光牙。
【雷刃龍王ムネタダ】らいじんりゅうおう むねただ
東邦シリーズ隠しダンジョンに登場する男だが、その容貌は何処かの神様に酷似している。
古来から丹本を護って来た龍の長。直情径行な性格だが部下を気遣う心を持ち人望も厚い。
妻である龍妃にはすこぶる弱い。閨では主導権をよく握られる。でも愛してるから無問題。
ゲーム版では龍妃を倒してから撃破すると専用のセリフが挿入される。
【雷瞬殲忍・黒晶】らいしゅんせんにん・こくしょう
ミッシングアーム・第十五撃滅種。
基本速度は雷光と同じ30万km/sで、人外の枠からも外れているのでプラズマ化する事も出来る。
属性は光だが神聖属性とは違いエレメンタル的要素ではなく、量子物理学的要素なので魔的耐性を物ともしない。
あまり知られていないが同じ忍者だという事で戦女神バァスとは大変仲が良い。
元になった武器は忍者刀と苦無だが、正確には折れた忍者刀を原料に造られた苦無なので、厳密には苦無になる。
【雷東 進】らいどう すすむ
天神町に住む属性:認識阻害を持つ能力者の少年。
阻害といっても行動を起こすと即座に看破されるので暗殺等には向いていない。『Fate』でいう所の気配遮断に相当する。
名前でピンと来る人も居るかもしれないが、同時期に創造されたキャラは全員苗字に方角が冠されている。
そして全員上手い事それぞれの方角の飛び地に住んでいるので、チーム「4D(Four directions/4方向)」を名乗っている。
【羅炎】らえん
『題名はまだ無い』に登場した過去の英雄の一人。鬼族の中でも最も戦闘に長けた戦鬼と呼ばれる種族。
人間でいう頭にあたる部分に三つの面を持ち、腹にあたる部分に本来の顔を持っている。
大酒飲みとしても有名でよくグラムを飲みに誘っていたとの事。
過去の大戦での傷が元で死亡しており、その巨大な腕の骨を加工してのちに豪刀・屠骨が鍛造されている。
【ラスティライ】
ベテラン冒険者。称号:多重光剣。
元々は「獄焉都市バルキア」を拠点にしていた冒険者だが、目的を達成したので現在は海沿いに在る「迷海都市ザラド」を拠点としている。
冒険者稼業を始めた頃は光属性の両刃剣を振るう一刀流だったが、ランクが上がるにつれ二刀流になり遂には最大十六本の光剣を空中に浮遊させて戦う魔導剣士になった。
少し熱血気味だが引き際は見極めている。仲間を気遣い些細な事にもよく気付くが恋愛面は鈍感。屈託の無い笑顔が印象的。
地獄・最下層を唯一クリアした覇者として知られ、また周知されていないが「光牙のライオネウス」の兄にあたる。
光剣→重(かさね)光剣→多重光剣。
【螺旋魔嬢トリルリセルト】らせんまじょう とりるりせると
浄罪戦城の主である魔桜・霊武の許婚である少女。魔嬢の君、螺旋の踊り手などの異名を持つ。
代々親から子へと受け継がれる殿統魔装を操る武人の家系である螺旋一族の現当主。
彼女の操る殿統魔装・永劫螺旋の塔は、歴代当主の中でも同時顕現数・最大質量・最高瞬間速度の値が遥かに高い。
殿統魔装は普通100撃てば再顕現に時間を有するが、彼女は魔力変換効率を研究する事で発展進化させており、高品質を保ちながら500を超える量を一息で作り出す事が可能である。
お約束の如くお嬢様なので、故にツンデレである。ホントは膝枕したり甘えたりお弁当作ってあーんしたりしたい。
だがそこは相手が霊武なのでリアクション目当てでよく弄られている。頑張れお嬢様!
側近としてメイデンメイドと呼ばれる双子の姉妹を侍らせている。
【ラドネラック】
アブ種の蟲系人外。女性。
背中に大型生体ブースター、頭部に全方位索敵レーダーを備える諜報員で、常時アクティブに飛び回っている。
ちなみにこの名前は個体名ではなく種族名である。そういう事にしておこう。
名前の元ネタは、たまたま目に入った「CALENDAR」の逆さ読み。
【ラマル】
低位冒険者。男性。称号:疾風。
のちに語り継がれる伝説のパーティー「栄光の御旗」のメンバーの一人。
メンバーの中で唯一確かな恋愛経験を有し故郷に恋人が居る。
彼は戦闘も支援も卒無くこなすパーティー内になくてはならない人物である。
よくメンバーを見て「若いっていいなあ」とか言ってる。見た目自分も若いのに。
疾風→疾風破→疾風裂破。
【嵐壊槍滅神アルダーアヴィス】らんかいそうめつしん あるだーあう゛ぃす
別次元の神。亜神。
白槌こと葉月の夫であり九香の父でもある男。額からは二本の角が生えており、主に槍を用いて戦う武人。
馴れ初めは彼の一目惚れで、後先考えず婚姻を申し込んだら快諾されたというもの。
単にタイミングが良かったというのもある。詳しい説明は葉月を参照の事。
漆黒狂闘神アーグルディナクとは兄妹で曼荼羅魔刃フミカネの従者ではないが、友好の証として大蓮華曼荼羅の象徴である紫の髪留めを贈られている。
元ネタは「摩醯首羅(まけいしゅら。シヴァ)」及び「ルドラ」で、名前は「siva rudra」の逆さ読み。
【ランド=ヒデンバー】
異形造成局局員。能力者。眼鏡を掛けた切れ長の目の男性。
属性:輪廻干渉式逆行型合成を持つ能力者で、アカシックレコードに手が届いたのに見向きもしなかった人。
通常の逆行型合成と違う点は器の時間を起点にするのではなく、魂の時間を起点にする点である。
器の時間というのは現在の人生の事を指し、誕生から死亡までの累計生存時間を対象とする。
反面魂の時間というのは現在・過去・未来・前世・来世全ての人生の事を指し、生物である前の段階(つまり魂だけだった頃)も対象とする。
彼曰く「逆行型合成はソレ自体至ってシンプルで、かつ何処でも見掛ける平凡な物だ。年齢の若化・老化も言い換えれば栄達・衰退に同じ。この世の何処でも見掛ける至って平凡な物だろう?」
その言葉を引用すれば彼の持つ輪廻干渉式はあまりにも特異な物であろう。
彼は結果的に知識の波を潜り抜けアカシックレコードと呼ばれるソコに辿り着いた。
知識の始発点にして終着点。あらゆる知識が収められ、膨大な知識データがこの世の真理と名を変えて見る者を惑わす。
だが彼はソレを一瞥すると踵を返した。理由は至極簡単だ。ソコに彼の求める物は無かった。
彼ら造成局は過程に興味はあっても真理にはとんと興味が無い。
「好きを勧めて来るのは自由だがね、結果などという詰まらない物に巻き込むのは勘弁しておくれよ。
君達にとっては成長や進化の途中という位置付けなんだろうが、私にとっては六方を囲まれた言葉通りの袋小路だ。
誰が好き好んでそんな不幸のどん詰まりに足を踏み入れるというのだね。」との事。
【乱鷹 得子】らんよう えるこ
赤の宿敵である少女。自称天才科学者。通称:L子。
とくこと呼ぶとガーッと吼えながら訂正される。よく先生とかに間違われるらしい。
天才を自称しているが妙に偏った方面だけ知識量が抜きん出ているだけで、知能指数は同年代のソレと大して変わらないらしい。