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【ダート=ブライズ】
天神町の中心辺りに拠点を置く武神会(自営業)のナンバー2。一般人。
普段は子供に優しく陽気な男なので、ワイルド兄ちゃん(サングラス)と呼ばれている。
しかし、ひとたび抗争が起きれば相手の血を見るまで止まらなくなるバーサークスタイル。

【颱聖トーヴェルスオウズ】たいせい とーう゛ぇるすおうず
聖耀教会に所属する聖人の一人。
悪しきモノから無辜の民を守る神聖な風を操る先天性の能力者。
彼女の聖痕(スティグマ)は太腿にあるが、あまり普段から露出しない為知っている者は少ない。

【田五沼 恭作】たいぬま きょうさく
天神町に住む属性:記憶操作を持つ能力者の少年。高校生。
初出は『外伝・弐-トライ-』で、『蒼黒神社外伝・クリスマスパーティー編』にもチラッとだけ登場する。
名前をもじった「タゴサク」の忌み名で呼ばれ強面な外見をしているが、礼儀正しく困っている人に親身に対応する等心優しい少年である。
繰波羊子とは彼氏彼女の関係。コーヒーはブラック派。

【胎耀双帥タヌアラーク】たいようそうすい たぬあらーく
曼荼羅魔刃フミカネの従者の一人。性別不明。男性であるとも女性であるとも。性別超越してる感じ。
金鵄音帥カイムンアーラと八紘衛帥マンゲンが合体した姿。というよりこれが本来の姿。
人間達の創作した神話に登場する数多の太陽神は、全て彼(彼女)を基にしているとされる。という事は度々人界に現れていたという事になる。分離したのはこれが原因か?
胎耀界曼荼羅と呼ばれる特殊な結界を展開する事で、太陽神と名の付くモノの能力を無制限に使用する事が出来る。
ちなみに曼荼羅魔刃フミカネの下位互換にあたるので、結界を用いた限定的な土俵の戦闘で言えば二番目に強い。
元ネタは「満善車鉢真陀羅」という重複の集合体(満善は満賢夜叉で、真陀羅は緊那羅を指すので存在からしておかしい)。

(※ただし、元ネタの二十八部衆には該当者が何人も居る。)
数あるシリーズ企画の中で唯一名前に元ネタが無い珍しいキャラ

【タウゼン】

種族は憑依妖精。女性。《血狂いタウゼン》。

憑依妖精の中でも見目麗しい事で有名。一番血に飢えてる事でも有名。

単体では防御力も機動力も他者より劣るので、選んだ宿主に憑依する事でそれを補う事を覚えた亜妖精。

通常の妖精とは異なりマナを摂取して存在を維持するものではなく、血中に含まれる赤血球を取り込んで腹を満たす。

ただし彼女は生半可な量では満足しない様で貧血に陥る程度か、はたまた致死量レベルの大量の血を欲する。

もうそれは吸血鬼の範疇なのではないかと思われるが、憑依妖精は妖精と同じく自然由来の生物なので人由来の生物とは根本的に構造が違うのである。

この個体の憑依先は「ウィード」と呼ばれる騎士で、互いに切り離せない存在として共生関係にある。

得意武器は二本のナイフ「リペスト&ガラモア」で、無防備状態の宿主を守る為に彼の腹部から生えて死角である後方への攻撃を行う。

 

【高匙 領慈】たかさじ りょうじ

水魔と岩塊系ゴーレム種を父母に持つ人外。男性。年齢不詳。

両腕が岩石で出来ており、炎熱耐性や痛覚耐性に優れている。袖が通らないので服は肩から先を裂いて着ている。

その体の特異性を生かして建設会社で働いており、副業で半人獣ハンターとしても活躍している。

ハンターとしての力量はかなり優秀な方だが、どうやら思考の柔軟に欠ける様で、半人外でありながら上位ランクに位置している救蓮太郎を目標としている。

母方の親戚に腕の良い刀剣鍛冶が居るらしく、自身の得物である「融剣・熔套王」はその鍛冶師の作らしい。

高校時代の友人に佐ノ原李夢が居り、仕事が休みの時はよく家に行って配信に顔を出したりしている。

恋愛感情は特に持ち合わせておらず、本音とタメ口で接する事が出来るので割と心を許している。でも恋愛感情は無い。・・・多分無い。

親子関係は大変良好なのだが、両親が今でもラブラブなので、家に居ると糖分過多によって結構しんどい為一人で暮らしている。

ちなみに、岩塊系ゴーレム種は体の各所が岩石で覆われている為、異種族の子を産むには生半可なやり方では大変難しい。

それを見事にクリアした訳なので、そりゃあもうラブラブにもなるって訳である。

水魔はジェット水流を使った!弱点にクリティカルヒット。効果は抜群だ!!

【タキオス】
滅理魔装具『八想天地』の先代継承者。覇竜騎士。
外史でオプト・ロードヴァリスに認められ、眷属である覇竜騎士になった者。人の枠を越えたので元人間と表記する。
カリスマとも言うべき見えないオーラを纏い、実績に裏打ちされた高度な剣術によって見事覇竜の試練を果たした稀有な人物。
世界に現出した真理を他の継承者と共に月の内部に封印。八想天地が他者に継承された事からその後の動向は死亡したと推測される。

【滝崎 嗣久】たきざき のりひさ
元大弐本帝國海軍所属・第八番艦『猛鮫(もうこう)』艦長。通称:シグ。
かつて如月蒼麻と同期で訓練校に入学した旧知の仲だったが、第二次世界大戦末期に海の神秘に触れ過ぎた(夜間は幽世との境界線が曖昧になる)影響で霊海(海で死んだ者が辿り着く場所)に魂を囚われる。
戦後は故郷に戻ったとされるが、のちに精神に異常をきたし人間社会から姿を消した。これは霊海による精神支配の線が濃厚である。
現在は長く霊海に居た影響で人間の殻を捨てており、霊海将校・第参八壱型として活動中。現海軍から奪取した猛鮫と共に深海や霊海を航行している。

【滝瑪】たきめ
藍の祖母にあたり鍵蛇の里の長を務める女性。
代々続く掟とはいえ、生まれたばかりの孫を外界に追放(正しくは里親に託す)した事に後悔の念を覚えている。
その二十数年後呪いが解けた事で孫に謝罪し、それからは孫にデレデレのただのお婆ちゃんになった。

【拓飛】たくひ
藍の父親にあたる男性。里では戦士の職を務める。
細身の体からは想像出来ないが、3mの大猿も余裕で狩れる程の膂力を持つ。藍の能力は父親譲りなのかもしれない。
観察眼があり初対面の人間でも一目で良いか悪いか分かるので、藍が連れて来た蛟介も十分娘の事を任せられる器と判断している。

【タケレーティオ=アブノーマ】
将来世界に生まれ落ちる事が確定している絶定存在と呼ばれる少年。
属性:心散身砕刃以道開(心を散らし身を砕き、片刃を以って道を開く)を持つ能力者である。
能力名から推測するに、彼が生まれ落ちてから行う事の内容には自我も意識も不要で拒否権も無いらしい。


【ダスク=ブルー】
ステラ=ブルーの実の弟であり街の自警団の一員。26歳。ドが付くシスコン。
顔は渋カッコイイと年下にモテる程だが、本人はお姉ちゃん子なので全く相手にしていない所か眼中に無い。
空気が読めないので景火とステラがイチャついてる場面に登場する事が多々ある。
景火の事は姐さんと呼び尊敬しているが、理由は姉と同じ女性だったからで、もしも男性だった場合は再起不能(有体に言えば去勢)まで追い込んでいただろうなと街の人達は言う。

【救 蓮太郎】たすく れんたろう
鬼を父親に人間を母親に持つ半人外の青年。半人獣ハンターを生業としている。
普段は人間と同じ姿で社会に溶け込んでいるが、感情の起伏が高まると右額から鬼のツノが生えて来て膂力とスタミナが10倍に膨れ上がる。
鬼の特性とは別に属性:質量変換を持つ能力者で、超重量級である二本の大剣を軽々と扱い敵を屠って行く。
両手で振るう大剣は、左が魔剣・序列第十位『六角桜花』で、右が魔剣・序列第十一位『六角橘花』という姉妹剣である。

彼の家系はSe-sTの時代まで続くのだが、結論から言えば鬼は魔族より強い。つまり・・・。

【爛沼 翔理】ただれぬま しょうり

属性:骨盗偏集(ボーンコレクター)を持つ能力者の青年。半人外。解体班・骨担当。

骨を愛するあまりに骨に囲まれていないと寝られもしなくなった難儀な性癖の男。

外見は心配になるレベルの猫背で、眼鏡をかけヨレヨレの白衣を身に纏った痩躯。

目の焦点はまだ合っているが、何処か現実離れした様な雰囲気を醸し出しており、出て来る言葉は狂人のソレ。

たまに口調が常人の物と同じ様になる(戻る)が、むしろそっちの方がタガが外れているらしく危険との事。

よく集合墓地で墓を掘り起こして骨を集めているそうだが、何故か全く捕まる気配が無い。流石は半人外という事か。

ちなみに不刈間や嵯峨羅とは顔馴染みで知り合いなので、解体班への誘いは二つ返事で了承した。

のちに活動がキッカケとなって永遠の伴侶となるヤコと出逢いを果たす事になる


【立川 斎】たちかわ いつき
『ギャップのある関係』のヒロイン。女装少年。
学校に提出された履歴書には16歳となっているが、生まれてからまだ10年にも満たない。
その正体は姉(という事になっている)の細胞を使って造られたクローンである。姉と妹が2人ずつ居る。
遼亮とは恋人同士(斎の一目惚れによる告白)で肉体関係(相性がとても良い)もある。
作品の性質上、遼亮の選択によっては3つのルートに別れ、内2つはバッドエンドである。
彼女の正体が他の人にバレると史上最悪のルートに進む事になる。が、ハッピーエンドルートである。

【立川 幟月】たちかわ しづき
『ギャップのある関係』に登場する女性。生体学の分野を専門とする科学者。30代後半。
表向きは斎の姉というポジションだが、裏の顔はクローン生成及び感情機関の開発を行う科学者である。
岬ヶ丘大学で生体科学を専攻していた折に、当時教鞭をとっていた立花一二三と関係を持つ。
妖艶な雰囲気さえ感じさせる程の美人で、現在も生徒から度々求婚されたりするが本人は立花一二三一筋である。
クローンを人と同じ存在まで昇華させる為ならどんな分野にも手を出す飽くなき探求心を持っている。
言動は何やら怪しいが根は割と真面目で常識的な人。

人間のクローンが世間的に(倫理的にも)認められていないので、その対応に危険な手段を使っているだけ。いわゆる自己防衛なのだから仕方無い。
 
【辰巳 朋康】たつみ ともやす
『ギャップのある関係』の主人公・遼亮の親友兼悪友。憎めない変態メガネ。17歳。
気付けば隣に居ていつの間にか話に参加してる奴。ヘッドロック対象。
城戸兄妹とは小さな頃からの付き合いで家庭事情もよく知っている。
あだ名は「たっつー」、「ともくん」、「たっちゃん(色々危ないので阻止)」。
学年でも三本の指に入る位頭が良いが、その変態的言動の所為で何故天は二物を与えなさったのかと皆嘆いている。
クラスメイトの山辺奈美菜とは二年生になった時から付き合っている仲。

元々相性が良かったのか、既にツーカーでボケとツッコミが上手く機能している。
遼亮が悩んでいる時に相談に乗ってやる事が多々あり、実は割と重要人物だったりする。

【タ=デリ】
中堅冒険者。称号:褐色刀。
希少民族ミスーリの青年。人数も希少なら継承する技術も希少という民族。
彼の使う刀は力量によって色が変化する不思議な金属で出来ている。
なので、彼の称号は世にも珍しい一貫性の無い物となっている。
黒刀→褐色刀→白刃一刀。

【ダニエル】
魔物を捕まえる為の特別製の檻を造る専門の職人。称号:檻造士。

冒険者の間では魔物を捕まえて調教し、パーティー内のペット兼戦力として飼う事が流行っているので昔から注文が絶えない。

その上昔と比べて携帯性や捕獲率が飛躍的に上昇しており、ダニエル自身の技術の高さが窺える

【ダブルサンシャイン】

ミッシングアーム・第二撃滅種。

複合輪廻にある双子の太陽を投擲武器として使う、よく考えるとお前何やってんだと怒られそうなヒト。

という事は太陽よりデカいのか?と言われるとそうではなく、単に太陽を縮小化して掌の上に浮かせているだけ。

ただし複合輪廻の太陽は体積が変わったからといって熱量が変わる訳ではないから、触れただけでジュワッと融解する。

更に双子の太陽はどちらも青いので、温度だけでいえばそこら辺の太陽なんて目じゃない。

【タペトル・タペロス】

帝竜の一匹。《深層嵐機竜》。

タービンを備えた翼を動かせば台風が生まれ、一度鳴けばそれは掻き消える。

自然発生した台風がまた自然的に消滅する原因はこの竜の所為である。

寝床は西欧ブリュドガルズにあるという、雲まで届く『ウルガントゥール(嵐の塔)』の頂。

塔の周囲は強風が逆巻いており何人たりとも足を踏み入れる事は出来ない。
 

【霊那】たまな

元弐本人。本名:薄木玲那。享年21歳。幽霊暦10年。女性。

元は井戸から井戸へ移動出来るだけの霊だったが色々と偶然が重なった結果、人外の域に達してしまうという前代未聞のケースが起きた。

如月蒼麻とは地縛霊の頃からの付き合い。よく愚痴を聞いて貰ったり、人外事情を聞かされてツッコんだりしていた。

大学卒業を控え花の社会人生活を夢見ていた頃にストーカーに殺され、死体を近所の井戸に放り込まれた事が大体の死亡原因である。

自身が幽霊になったという事に気付いた際に、「という事は私貞子の後輩じゃん!うわすごっビッグネーム!!」等とポジティブな事を言ってるので、大抵の事では全く動じない性格をしている。

現在の彼女は幽体でありながら人でもあるという、「現御魂(うつしみたま。構成要素が混じり合っている状態、地に縛られていない)」にカテゴライズされている。

蒼麻からはタマちゃん呼びされているが本人は苦言を呈している。「私は海洋生物じゃねえわっ!」とか怒ってた。

あと井戸から井戸へ移動出来るという能力は、先輩である貞子の能力を参考に試行錯誤したらなんか出来たとの事。

既存の何かを参考にしているとはいえ、少ない試行回数でモノにしているので多分幽霊界隈では天才の部類に入る。

移動距離に制限が無いらしく、現在は蒼黒神社の近所に住まいを移している。

田舎は農家が多く井戸に困らない為、引っ越しが大変楽との事。ただしプライバシーの関係で蓋は欲しいらしい。


【タモツ】
低位冒険者。称号:蒼刃。
炎属性の剣を使う戦士職の男。
実は柄の部分に出力調整のツマミがあったりするが、上手い事偽装されてて本人は気付いていない。
気付いていない故に低位である。ソレに気付けば強い敵も倒せる様になるので位も上がるという寸法。

ただし調子に乗ってツマミを回し過ぎると、炎の制御が出来なくて痛い目(大火傷)を見る事だろう。
蒼刃→蒼炎刃→蒼竜炎刃。

【田母津 空路】たもつ あくろ

動物専門の罠師を生業とする青年。出身は北海導または宮祇県を自称。年齢不詳。

あまり多くを語らず、また自らの過去を必要以上に詮索される事を嫌う。

動物専門という事もあり、血抜きなどの作業を期待し過去に解体班への参加を示唆されたが、とある事情によりこれを辞退している。

彼の正体は古代弐本・陸奥國に居たとされる悪路王その人、とされる。確定性が低いのは本人が言葉を濁す為。

生業が罠師というのもあり普段から長袖を着込んでいる為そうとは分からないが、両腕に黒い複雑な紋様が彫られており有事の際はぼんやりと薄緑に光る。

厳密には種族は人間ではなく鬼であり、育ちは弐本らしいが生まれは西欧で、祖先は北欧から流れて来たとの事。

自身やかつて共に戦った同志らを指して蛭子神の子であると言いそれを誇りに思っている。

恐らくこの蛭子神とは、サン=T=クローズの記述内に登場するヒルコの事であると推測される。

人前では公言しないが属性:逆塞ノ神を持つ能力者で、誕生時から持っていたらしくソレが名の由来との事。

過去に起こった朝廷による征伐については最早恨んでいない、恨むのにはもう飽いたと言っている。

かつて敵として立ちはだかった朝廷も、自身と同じ蛭子神の子である二人の偉大な戦士も、活躍したのはヒトの口の端にも上らない程遥か昔の事である。

一つの感情に縛られ永遠に成し遂げられもしない道を歩むなど、誰も望んでいないし只々空しいだけであろうと、ある冬の日彼は悲しい笑顔を湛えて呟いた。

ちなみに赤頭も普っ通に存命らしく、たまに獲れた獣を持って行くなど仲も良好である。高丸は知らん。

【田和田 染】たわだ そま

属性:石膏化を持つ能力者の女性。過激派芸術家。20代後半。

本人は過激派とは言っているが、実際は国際指名手配されてないだけ。根は純粋だけどやってる事が邪悪。

能力を使って人・物・動植物の類を次々と突発的に石膏化させて彫りまくっており、それを自身が手掛けた唯一無二の芸術作品として発表している。

もう一度言うが人も含まれる。石膏化した時点でもその人の意識はハッキリしているらしく、彫られている際に呻き声が内部から断続的に響いて来るが彼女はそんなの全く気にしない。

当然彫る前後で明らかに造形が違う為、元がそうだと言われたりしない限り誰も分からない。

ちなみにこの石膏化の元ネタは、昔一部界隈で流行った『モルゲッソヨ化』である。今でもたまに新作が出るから凄い。

​後はまあ、昔作者が幼少時に見ていた『ミステリー・グースバンプス』の「真夜中の庭」が元ネタかもしれない。

【丹波 香苗】たんば かなえ
弥生と同じ四条女学園の生徒だった女性。
卒業後は他の生徒と同じく平穏に暮らしていた筈だが、ある日事故に遭って死亡してしまう。
しかし彼女は黄泉還る、死ぬ前の姿で。他の生徒と同じ様に、何かに誘われる様に。

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