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【境界変異・白鍵層侵蝕】あるばいおん・ぶらっど・こんすとらくしょん

ファタ・オリジューヌが誕生時に継承したアルバイオン島のみで限定展開出来る必滅技。

本来は“島”そのものによる防衛機構であり、島の存在意義に反するモノを自動的に殲滅する為の自浄機能である。

アルバイオン島は太古から近代までを生きた古妖精の死骸が尋常ならざる量積もっているが、傍目には石灰岩にしか見えないので地層学の分野ではこれを「白鍵層」と呼んでいる。

(※いわゆるチョーク層(白亜層)の事。妖精は自然由来の生物なので化石は残らない)

発動者を中心に直径2万kmが周囲の空間から隔絶され、何らかの手段で妨害されない限り外に脱出する事は困難である。

その為限りなく結界に近い事が推察される。白槌の無限逆行空間形成と同等か一つ上の強さと思われる。

(※本人達の生死に関わるのでシミュレート出来ていないが、恐らく蒼麻やトレイターの結界破りで破壊出来る)

現地での綴りは「AlbionBloodConstraction」が用いられる。ただし人外界隈では漢字表記が多い為利用頻度は低い。

Constractionは正しくは建造・構造を指すがファタ・オリジューヌが生まれてしまった結果、元々在る物を壊す様な言葉に技名通り変異してしまっている。

元ネタは頭文字からも分かる通り「ABC兵器」。核(オリジューヌ)であり生物(古妖精)であり細菌(侵蝕)である。

これが発動すると島の白鍵層部分は完全に吹き飛ぶ。というより過去に発動した際の威力をエミュレートしているらしい。

ちなみにその事が原因でオリジューヌは島に生まれたとされる。

【巨断劾・鏖全一】きょだんがい・みなごろしぜんいち
天罰機兵の必滅技。両腕の天鏖地骸から繰り出す乱舞。
戦闘フィールドは広いが天罰騎兵のサイズもデカく、回避する為の余白がほぼ皆無なので繰り出されれば9割9分相手は死ぬ。

地面もそれ相応に硬いので圧殺されて死ぬ。

【黒点・八音戦咬】こくてん・やおとのいくさがみ
黒威・創破の持つ必滅技。
自身の影から八色の竜(首だけ)を生成し相手を喰らう技で、色毎にそれぞれ属性が違っており八色同時に相手しないといけないので英雄クラスでないと厳しい。

正直言うと英雄クラスでも厳しい。

【竜闘征拳・極帝】りゅうとうせいけん・きょくてい

豪竜・空穿の持つ必滅技。そんな技名だったのかレベルで呼ばれない。

どう見てもただの正拳突きだが、突いた瞬間に空間断裂が発生し結界や境界隔離などの空間操作系は須らく破壊され、拳圧は最早ソニックブームレベルで空気が破裂する音だけが聞こえる。

ただしこんな威力を誇る癖に本人は「噴ッ!」とか「破ッ!」とか言ってるだけなので、いまいち凄さが伝わっていないのが笑い所。

【Δスラッシャー】でるたすらっしゃー

断罪皇帝の必滅技。技にして代名詞。

正真正銘最強の剣技なのだが使う前に大抵相手は死んでいるので、相当腕の良い冒険者でないとお目に掛かれない。

一振り目は必ず左の/から入る癖があるが、別にどういう風に斬ろうがΔの形になっていれば問題無い。

「ギリシャ文字で必殺技を作ろう企画」の一つとしても数えられている。

【輪廻の輪】めびうすりんぐ
祝福戦神の必滅技。強制物理ループ。
相対した相手の固有時間を巻き戻し強制的に直前の状態にする極悪な技。
つまり肉体が死んでも死ぬ前の状態に戻されるというもの。無限ループって怖くね?
使用回数制限も無く、彼女自身への負担も一切無く、更に世界からの修正も受けないというチート性能。
魔力消費が大きいのが難点だがそもそも彼女の特性によって意味は無いに等しい。

【闇夜を貫く鈍色流星群】やみよをつらぬくにびいろりゅうせいぐん
またの名を、天空から降り注ぐ物理的恐怖の灯籠型隕石。
灯籠将亀の必滅技の一つなのだが、お爺さん老眼かつ大雑把なので降り注ぐポイントが想定から大幅にズレる。
トリルリセルトの永劫螺旋の塔と似ていると言うが、彼女からは「全然違うわよ!」と恐怖と共に叫ばれている。当たった事でもあるのだろうか。

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