【彼方に贈るソナタ】かなたにおくるそなた
水刃将レイファンの必浄技。
字面だけを見るならばとても綺麗なのだが、ここでいうソナタとは現実とは違い葬送曲の一種である。
聴けば問答無用で彼方に連れて行かれる。彼方というのは現世の向こう側の事。

​

【金剛蜃岩・砂厳白夢】こんごうしんがん・さごんびゃくむ
地天アビラカの必浄技。

自身の周囲に岩塊を浮遊させて攻撃してきた者へ物理カウンターをお見舞いする攻防一体型。
砂厳白夢の元ネタは処女作に登場した同名の刀。

​

【葬嵐圏・疾風蓮獅子怒涛劇】そうらんけん・しっぷうれんじしどとうげき
風天ディーゴの必浄技。拳技。
目にも止まらぬスピードで相手に肉薄し、反撃すらさせない程の速度で連撃を叩き込む。
敢えて連撃の間に隙を作り相手が逃げようと後退しようにも両者の周囲には強風が渦巻いており、無闇に逃げるよりも攻めた方が得策である。
それもその筈、相手の目の前に居るのは大型台風の目その物だからである。
中心部に居た方が被害が少ないのは明らかであるが、この目は勝手に対象に近付いて行くので生半可な策では突破は容易では無い。

​

​【超灼星・亞途羅】ちょうしゃくせい・あずら

炎天ヴァスクの必浄技。

超高熱の炎球を作り力任せに相手に投げつける。ゲームで例えるならメテオ。もしくはガイアフォース。

大体この技の所為でヴァスクの眉毛はあんな事になっているのである。

名前の元ネタは当時発売直前だったゲーム『アスラズラース』。

​

​【遥遠遍総・極界戦凍陣】ようえんへんそう・きょっかいせんとうじん
氷天サキニスの必浄技。カテゴリは魔導に近い。
術式展開時に「遥か遠く、遍く総てを。」と言っているので効果範囲は恐らく地表全域。
ただし天界は常に空に浮いている為効果範囲の指標としてはてんで出鱈目である。