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【神造兵装】しんぞうへいそう

外神界に古来より存在する武具を指す。

中にはどう考えても外神界では手に入らない材質で造られた物もある。

一つの例外無く全てに意思の様な物が備わっており、扱う者の力量が足りない場合本来の力を発揮しない事がある。

使い手と武具の相性が第一条件で、その時点での力量(≠強体値)が第二条件という制約がある為か、真化の条件を満たしても場合によっては元に戻る事がある。​

【カイザーナックル謳牙/グランドブレイカー】
勇高赤が愛用している手甲で燃え盛る炎をイメージした模様が描かれている。
正確には赤自身の力量が不足している訳ではないのだが、戻化状態を制御出来ない事からセーブモードを取っている。
名称に謳牙(おうが)が入っているのは初代担い手がオーガだったからとかそういう安直な説がある。
真化すると「大地」と呼ばれるものならばなんでも破壊可能となる。
歴代の担い手の中には間違えて自分の立っている大地を破壊してしまったという残念な人も居たらしい。

『覇を奏でる』の時代では八束巴が継承しており、手甲の裏には裁縫の為の針と糸が格納されている。

ちなみにコレを見ても記憶は全く戻らないらしい。焼失しているから無理も無いが

【銃皇武/神銃・白夜】がんおうぶ/しんじゅう・びゃくや
豊穣神の嫡男である豊城秋が外神界に居た頃から使っている銃。リボルバー式。
空気中に漂っているマナや原子を元素弾や特殊弾丸に変換して撃つ構造になっている。
使える属性は炎・氷・風・雷の四元素、特殊弾丸は徹甲弾・炸裂弾・散弾・照明弾と多岐に渡る。
歴代の担い手すらも真化した姿を見た事が無く長らく謎とされていたが、秋自身の神力増大に伴い遂に真化した。
しかし外神界の文献にも正式名称が載っておらず秋が即興で名称を付ける事に。それでいいのか。
人類が星を捨てた頃(『Se-sT』の時代)にはホワイトナイトと呼ばれ、ある一族の家宝とされている

【寄神鏡・八咫黒禍日】きしんきょう・やたのくろまがつひ

ヒメ=S=ローゼスナートが所持する神鏡で、彼女のみが使いこなせる専用兵装。

【寄神玉・八尺瓊白禍月】きしんぎょく・やさかにのしろまがつき

ツクヨ=Z=ルナルクスが所持する神玉で、彼女のみが制御出来る専用兵装。

【寄神剣・勇魚御魂】きしんけん・いさなのみたま

未だ姿を見せない幻の神剣。サン=T=クローズが抜剣資格を持つとされる。

海の支配者である海吼迅ゴーライガスによれば、過去に深海15000m辺りで神秘を纏ったナニカが刺さっているのを見た事があるが、何者をも寄せ付けぬ強力な結界によって近付けなかったと語っている。

amuos:sFによると魚の骨の様な形状をしているらしく、深海にあるのは封印されているからなんだとか。

封印の解き方は目前で天ノ逆手をする事だと言っているが、場所が場所なだけに相当無理難題を言っている気がする。

それでも抜剣資格を持っている者は大黒天の祝福と海神の加護が付いているので問題無く到達出来るとの事。

ただし彼女が祝福と加護を発揮するには建御雷神の因子を持つ人物と契りを行わなければならないらしい。

つまり操を捧げるという行為であるが、これは現代では再現が難しい国譲りの暗喩であると思われる。

名前の元ネタは「寄り神」と「鯨」の別名から。

【クラウ・ソラス】
別名「光り輝く剣」。人類が創作した神話にも登場する。
神話では聖剣とされているが外神界でのカテゴリは「核型兵装」もしくは単純に「剣」。
「核型兵装」とは単体では真価を発揮出来ない兵器の事で、この剣の場合は人類側が制御装置という名の機械で覆い光学兵器として完成させた。

 

【グングニル】
別名「全てを崩す槍」。人類が創作した神話にも登場する。
神話では神槍とされているが外神界でのカテゴリは「核型兵装」もしくは単純に「槍」。
槍の内部には高濃度の毒液が貯蔵されており、人類側の多大な犠牲と投資によって大量殺戮を引き起こす巨大兵器として利用された。
なんか何処となーく「赤いコンドル」に似ている気がするが、これを製作した人物はリスペクトでもしてるんだろうか。

 

【小刀・美琴】こがたな・みこと
サイズは彫刻刀とほぼ同じだが、その殺傷力は妖魔を一太刀で絶命させるほど。
元々は護身用として如月蒼麻が携帯していた物で、鍛冶神の許可も得ずに勝手に持ち出したいわば盗品。
のちに豊城秋の返却要請により手放す事となるが、所持していた本人はその存在をすっかり忘れていた。
ちなみに並行世界では人型に変化出来る女性なのだが、あくまで別世界のお話なのであまり意味は無い。
更に腕時計から人型に変化する娘・神流(かんな)も居たりする。何故小刀の娘が腕時計なのかは不明である。

【神剣・白耀/神剣・白雨】しんけん・はくよう/しんけん・しらさめ
豊穣神の娘である白帝が師匠である如月蒼麻から剣の腕前が向上した際に譲り受けた物。
ちなみに、元々持っていた剣は蒼黒神社テロ襲撃事件の時にガリョウに叩き折られた。
2020年に起こる災星戦争の時点でも真化はせず、1000年後の3020年(『覇を奏でる』の時代)にようやく真化した状態で登場する。
白鞘に鍔の無い日本刀と表現される事が多く、刀身は直刃でオリハルコンですら容易に両断出来る。

何故蒼麻がこの刀を持っていたかというと、若い頃(5000歳位)外神界を出る際に千里に貰った餞別の品の一つだからである。

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