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【アルティローラル】

陽奈多の使う魔導の一つ。神聖属性。回復魔導。

回復魔導として知られているローラル系列では極位(つまり最終到達地点)の名を冠されている。

効果は完全蘇生。肉体のみならず精神や魂の損壊さえも治してみせる言葉通りの奇跡の御業。

極位を扱う事が出来る者は他の属性を扱わずこれ一つに傾倒している者でなければならないので、影裏は自動的にコレを使えない事になる。

だが、そもそも神聖属性一つに絞っても戦闘向きの魔導が少ないので戦場ではお荷物になる。

といって、日常生活で極位の回復魔導が必要かと問われればローラル程度があれば問題無いので不要である。

​【エクスローラル】

影裏の使う魔導の一つ。神聖属性。回復魔導。

ローラル系列としてはほぼ最上位に位置する。

最早肉体の再生というより一種の黄泉帰りに近い。通称・不完全式蘇生。

死人を蘇生させる事は可能だが、人間の場合は黄泉から帰って来る都合上体が腐り落ちたり細胞の分裂が停止したりする。

あくまで人外以上の者に掛ける事を想定されており、出来れば死に難い体を持つ異流種以上の者に掛ける方が良い。

蘇生直後に生前の状態と同様にすぐ活発に動ける様になる訳ではなく、手足に若干の麻痺が起こっており痺れが切れない限りは動く事が出来ない。

​これは死亡時に魂が損壊した事を表す一種の警告信号とされている。

【ハイローラル】
影裏の使う魔導の一つ。神聖属性。回復魔導。
コレをかけると人体(人間の場合)は体力上限を軽く超えてしまいオーバーフローで逆に危篤状態になる。
人外の場合は全快し更に一定時間リジェネ効果が発生する。戦場ではコレを使える人材は割と重宝される傾向。

【ローラル】
影裏の使う魔導の一つ。神聖属性。回復魔導。
大体コレをかければ人体(人間の場合)は一瞬で全快するが、元から体が頑丈な者でも動くのに三日は必要。

人外の場合は当然全快はするが動くのに数秒掛かるので、一瞬の隙が命取りとなる戦場で使用するのは憚られる。
例え五体が爆散していても遺伝子情報から手繰り寄せて元の状態を再現する。よく考えたら怖くね?
初出は外伝「影裏編」で劇中では体に開いた風穴を一瞬で塞いだ(すぐ動けたのは慣れによるもの)。
アレは失った臓器も完全再現しているので、影裏の(魔力を使用した)物質創造能力と魔導のスキルレベルがトンでもない事が判る。普通出来ない。

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