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【禁忌兵装】きんきへいそう
鎧王ディル=マギオスがその身に纏った武具の名称。
正しくは鎧王の身体部位その物なので装備の類ではない。

ただし鎧王の活動が停止している間は装着者の意に反しない為、特例として装備に分類されている。
その性能は装着者に栄光と破滅をもたらす代わりに多大なる代償を科す。

また兵装自体に設定されているリミッターを解放する事は因果律を捻じ曲げる事に繋がる。
2020年にソレが行われた時は世界の復元力と修正力によって防がれたが完全とはいかず、確定事象同士のぶつかり合いの果てに歴史の分岐点が出来た。つまり正史と外史に分かれたのである。

 

【鎧王殻・天照雷主】がいおうかく・あまてらす
鎧王ディル=マギオスの鎧にしてコアを護る最終防衛システム。
これを身に着けた者は如何なる攻撃からも身を守れるが、代償として意識を完全に乗っ取られて意思無き化物と化す。
名前の元ネタは昔書いたアナログ作品群から。天照雷主龍鳳神というジョグレス進化的キャラが居たのである。

【鎧王剣・罪悪】がいおうけん・ざいあく
鎧王ディル=マギオスの剣。
相対する者を須らく斬滅するが、善悪の区別無く全てを屠るので次第に担い手は精神が崩壊していく。

【鎧王手・総界】がいおうしゅ・そうかい
鎧王ディル=マギオスの左手。
無から有を造り出し死者をも蘇らせる能力を持つが、使えば使うほど肉体に楔が打ち込まれ外せば死ぬという呪いを有する。
外さなくても生活に支障は無いが、楔が10を越す頃には正常な判断は出来なくなり最悪発狂する。

【鎧王手・無造】がいおうしゅ・むぞう
鎧王ディル=マギオスの右手。
魂を宿す物ならば一縷の抵抗無く全てを屠るが、使えば使うほど殺戮衝動が蓄積していき自我が崩壊する。
2019年まで黒剣九姉妹のトレイタが有していたが、その翌年に災星戦争が始まった為外殻軌道上に移動した事は確かである。

【鎧王面・司眼】がいおうめん・しがん
鎧王ディル=マギオスの面・・・というより頭部に近い。
目に当たる部分は凡そ目に関する特殊能力を全て備えており、更にこの目が健在である内は如何なる致命傷もたちどころに治る。
ただし、どの様な手段を行使してでも治そうとするので逆にその生物にとって不必要な機能が備わる場合もある。

【鎧王翼・夢想】がいおうよく・むそう
鎧王ディル=マギオスの翼。
どの様な強風・狂嵐であろうと決して折れず砕けず曲がらず、その頑丈さを維持し続ける絵に描いた餅の様な存在。
この翼があればどんな環境であろうと一飛びで突破可能だが、それはあくまで装着者本人の耐性に準ずる。
そもそも翼自体背中にまるで接着したかの様にくっ付くので当然の如く一生取れなくなる。凄く邪魔。

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