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【朱山羊】あかやぎ
山羊浜紫紅が鍛造した山羊シリーズの一つである魔槍。
槍自身が担い手を選び寄生する事で真価を発揮する。故に自我がある。製作者によると男。

属性は「複写」。対象を選択しソレをそっくりそのままコピーする。ただし彼の場合そこに制限が無い。
天国と地獄で異例の合同戦闘訓練をした際、貸し出された武器の中に紛れ込んでいてヒヅチに発見・着服された。

【斑鳩】いかるが
天星世界とほぼ同時に建設された外殻軌道上に浮かぶ事象観測衛星。
ほんの300年前に別次元から現れた敵性生物に対抗する為に攻撃兵装を積まれたが、共同制作である魔界リヒトには一切公表されていなかった。
現在は別世界における時空震の余波で天神町に墜落、その後観光地と化している。

【石動】いするぎ
かつて侍界人・ガリョウを操っていた魔刀。
現在は封印を施されて蒼黒神社にある封じの蔵に放り投げられている。
後に完全浄化が完了した事で神刀として生まれ変わり、何処かの神社に奉納される事になるがそれはまた別のお話。

 

【天使】えんじぇらーむ
災星戦争から500年経った時代に、ツングースカから出土した未知の生物の遺骸を解析され生み出された兵器。
戦争の原因とされている人外を殲滅する為に、人類専用として設計・開発されている。
2520年当時の人間の技術を基盤にしているので、機導でのバックアップを十分に受けられる構造になっている。
しかし反面魔導技術が衰退している為、魔導による攻撃への耐性は数%も満たしていない。

 

【活骨刀・至水】かっこつとう・しすい
グラムの愛刀。
死んだ妻の骨を使って鍛造された刀。
不殺の誓いを立ててから使用している為、刀身は血を吸っておらず妖刀化の兆候は見られない。

【教皇殺し】きょうこうごろし
その昔暴虐の限りを尽くしたといわれている八人の教皇を血の海に沈めたとされる銃の名。
聖銃でも魔銃でもないらしいが、だからといって霊銃でも神銃でもないらしい。
現在はその力の強さから天界の宝物庫に封印されており、厳重な警備でもって秘匿されている。

【クラウ・ソラス】
外神界から人界に流出した武具の一つ。核型兵装。《光り輝く者》。
核型兵装は単体ではガラクタだが、その真価は既存の兵器に組み込む事で絶大なる性能を発揮する。
過去に起きた紛争では直上放射型光学兵器として使用されており、その被害は一般航空戦力2万機に相当する。
ちなみにその紛争がかつて蒼麻と赤、ガゾルや斬柄が参加した東ドーティカの反政府戦争である。

 

【グレイシア】
神都市に現存する昔の大戦で使用された巨大なコイルガン。
神都市は元々このコイルガンを囲む様に建設された城塞都市である。
斑鳩墜落事件の際に宇宙に蒼麻を射出する目的で再び息を吹き返す。

【黒山羊】くろやぎ

山羊浜紫紅が鍛造した山羊シリーズの一つである魔弓。

弓自身が担い手を選び寄り添う事で真価を発揮する。故に自我がある。製作者によると少女。

属性は「存在追尾」。過去現在未来の対象を選択する事で放った矢は時間を跳躍して確実に追尾して射貫く。

現在の担い手は不在。想定外の性能になってしまった為製作者の手によって門外不出とされている。

 

【黒八代の影断ち】くろやしろのかげだち
蒼麻が趣味で集めている刀剣類の一つ。あんまり使いたくない代物。
対象の影を断つ事でどの様な攻撃でも無効化する事が出来るが、一度使用すると長期の休止モードに入るのでここぞという時だけしか使えない。
もっと言うなら複数の影を一度に断つ事が出来ないので使い道に非常に困る。
蒼黒神社テロ襲撃事件で使用してからは一度も使用しておらず、蒼麻も封印の蔵の奥の方の目立たない所に放り投げている始末である。

 

【豪刀・屠骨】ごうとう・とこつ
剣聖グラムの懐刀。主に大戦末期に結構な頻度で使用。巨神殺し・巨鬼殺し・亜神殺しの実績あり。
グラムの身長よりも高い全長3mの一本の骨から出来ており、これは戦鬼・羅炎の腕の骨を素材に大太刀にした物。
振るえば大体屠る。グラムはそれを軽々と振り回す。バケモノか。いやあの世界の人達は揃ってバケモノだ。

 

【黒槍レクイエム】こくそう れくいえむ
何処かの国で使われていた儀礼用の槍。黒い刀身を持つ。
その内国王が崩御した際に墓前に突き刺す等の用途に使われ始め、いつしか無属性だったのが死気を纏い始め闇属性に変質。
今では死者の軍団を半永久召喚出来るまでになっており、世界中のネクロマンサーが手に入れようと群がるが、ある日黒装束を纏った一人の男がふらっと現れ持ち出してしまった。
そう、自称刀剣コレクターで死蔵されていると聞けば盗むのも辞さない如月蒼麻である。結果は封印の蔵に放置であるが。

 
【刻刀・鎌錐】こくとう・かまきり
カマキリの腕に似た刀の名称。初出は蒼黒神社外伝。
振るえば必ず対象を斬り刻む事で知られ、微塵切りマニアが大枚はたいてでも入手したい一品。
その昔何処かの教皇が持っていたとかいう話があるが、まさかアイツの事か?アイツの事である。

 

【刻連斬】こくれんざん
神都市の武器庫に死蔵されていたのを斑鳩墜落事件の際のドタバタに紛れて蒼麻が盗んで来た。
後で天星神に怒られた。当然である。
元ネタは処女作の登場人物の使っていた黒連斬なる技から。

 

【五釘剣】ごていけん
蒼麻の所持している小型の投擲用ナイフ。5本1セット。
蒼黒神社テロ襲撃事件の時にヒヅチに向かって投げてそのまま忘れ去られていたという裏話がある。
カレドヴルムズに赴くとなった際に赤に流石に持って行くなと止められているが、攻撃力でいえばその辺の業物よりも強い。

 

【蠱毒丸】こどくまる
霊峰と樹海の境界に安置されていた魔剣。外見は木刀の仕込み刀式。
刀身を覗いた欲の強い者に憑依しその体を乗っ取って活動する。どっかのアヌビスみたいな。
外伝「白帝編」にて竹刀を持った蒼麻に粉々に叩き割られた。封印の蔵内部にて浄化中。
 
【蠱毒丸・真打】こどくまる・しんうち
封印の蔵での浄化が終わり新たに鍛冶神により打ち直された姿。
かつての邪気は跡形も無く消え去り、改めて我最強也の愛剣としてその後の時代を共に駆ける事となる。

【サイシリックレディカル】

製作者が思い付きで名付けた為、外見や用途との関連性は一切無い。

文明極点時代に軌道上に建設された超大型兵器で、その外見は満開の花を模して形作られている。

製作者によると恋人に贈った花束の中の一輪をイメージしたと言い、兵器である前に一つの「美しい」芸術作品とも言っているが、当の恋人からはその存在理由と制作理念から「禍々しい」と形容されている。

では、本兵器の概要に移ろう。

均衡崩壊時代にエンジェラームが発明されてから千余年、我々人類の天敵であった人外はその数を減らして行き、遂に文明極点時代においてゼロとなった。

だが星の内側に巣食う害悪が居なくなったとて星の外側はどうか。我々の関知し得ない敵性体は今も確実に我々を狙っているのだ。

ならばこそコイツが必要だ。この兵器は星の外側に向けて探査をし、人類に害悪をもたらす敵性体を見つけ次第即刻殲滅する夢の全自動殺戮機構である。

正式名称は製作者をしてとんでもなく長いと豪語しているので、出来れば割愛したい所ではあるのだが、この提案を政府に納得させる為にはそこは外してはならないのがお役所仕事の面倒臭い所だな。

真霊長人類軍直轄外縁軌道上敷設型超弩級自己進化式対敵性物体殲滅処理用機神体、縮めて【真理】だ。

はてさて、結局コイツは人類の為に成ったのか?人類共はその後星の外へと舵を切って出て行ってしまった訳だが。

ならばコイツは何を守っているのか。何を感じ、覚え、どの様に進化するのか。

答えは思っているより単純明快だ。真理と名付けられたモノが今何処でどうしているのか。

第三次進化を果たした人類の科学に時間も空間も障害にはならないと、未来から過去に返る事も決して夢物語ではないと、彼女はその身で我々に教えてくれているのだ。

これは未来からの侵略だ。過去への反逆だ。例え、それが自らを滅ぼす行為だとしても。

ちなみに元ネタは、『R-TYPEシリーズ』でお馴染みの「バイド」で、正式名称の元ネタは『トップをねらえ!2』の「バスターマシン7号」の名乗りです。​

【時羽渡】じはーど
天童寺鞘乃の愛刀。所属するチームの名前がArkだからという理由で名付けられた。
本人も冷静になったら恥ずかしい名前だなと思ったらしく、周囲には「ときはわたり」と公言しているがバレてる模様。

 

【姫騎士剣】しゃるろっと
異世界からやって来た災神虚(イレギュラーな異世界転移で名称が変質、本名は密坂宇色)という男の持つ特殊な騎士剣の名称。
カテゴリは聖剣に位置するが出身世界でないと封印の解放が出来ない為、ただの騎士剣に成り下がっている。
どうやら元々は人間だったものが変質して今の姿になったらしい。
ちなみに元ネタは既に終了したオンラインゲーム「Webナイトカーニバル」と「Web恋姫†無双」である。2010年のゲームだったよ。そんなに前だったか。

 

【終世弓ヴァルキュリア】しゅうせいきゅう う゛ぁるきゅりあ
天使長アルファの愛弓。天界では弓が非常に多く製造されており、これもその中の一つなのだが妙に強い。
アルファの能力も合わさって天界一の強さを誇る。大体矢が刺さると爆ぜるレベル。

 

【神刀イスルギ】しんとう いするぎ
珀麗大社・奥殿に安置してある神代の頃からあるとされる宝刀。
代々珀麗の者が何人も抜こうと頑張って来たが誰一人として抜けず、漸く礼夢が抜けたと思ったら既に珀麗の血筋は断絶寸前だった。
何処かで見た名前だなと思ったあなたは素晴らしい。そう、これガリョウの右腕にくっ付いていた例の魔刀である。
完全浄化された後にのちの珀麗大社となる神社に奉納されたのである。
しかもあの頃の武具は持ち主を選ぶので気付いたら前の時から一周期経ってた。

 

【神魔双刃剣】しんまそうじんけん
珀麗大社にあった神器。礼夢の時代には失われている。
形状は音叉に近く二振りの剣が横にくっ付いた感じ。これで妖怪とか魔物とかをスパスパ斬って行く。やろうと思えば神様も簡単に斬れるが罰当たりなのでやらない。
主な使用者は珀麗礼雨(礼夢の何世代も前の神主で歴代の中でも一番強い魔祓者)。

 

【穿喰刀・千鬼】せんくうとう・せんき
白帝の持つ刀の一つで山篭りの際に謎の老人に頂いた物。
古代弐本に蔓延っていた人を喰らう千もの鬼を斬り殺し、大量の血を浴びたとされる曰く付きの代物。
鬼殺しの刀といえば聞こえは良いが、その実態は呪物の類と何ら変わりない。

 

【天鏖地骸】てんおうちがい
天罰騎兵の両腕の名称。天地鏖とし、果て骸とす。

【殿統魔装】でんとうまそう
螺旋魔嬢トリルリセルトが父親から受け継いだ召喚兵装。刀身が螺旋状になっている長剣を無尽蔵に降り注がせる。
一子相伝で受け継がれており、担い手の力量により一つ一つの威力が増大する。

 

【天を裂いて現れ出でる災悪の剣】てんをさいてあらわれいでるさいあくのつるぎ
蒼麻が鬼塵剣・聖印を開発する原因となったモノ。
外神界に無造作に刺さっている巨大な剣の残骸、それの全盛期の姿。
実は星貫義槍アクルが前宇宙創世時代に間違って落とした武器群の一つ。
当の本人は主神に出くわしたくなかったので知らん振りして逃走した。
ちなみに、落ちて来た時の被害はというと浮き島が何個か崩壊した。

 

【東域空錠】とういきくうじょう
「血界」に登場する予定だった三神器の一つ。
設定メモには千年城の鎖とかと同義の存在という一文あり。

 

【判押照光剣】はんおうしょうこうけん
見た目はただのコンパクトな懐中電灯だが、発光部に何かしらの物を押し付ける事で刀身が発生しレーザーブレードになる。
掌を押し当てるだけでは無属性になるが、自然物(岩石や草花など)を押し当てると相応の属性に変化する。
ちなみにコレを思い付いたのは夜のウォーキング中である。懐中電灯無いと危ないからね。

 

【魔奥正典】まおうせいてん
巨大地下監獄・牢叡典の跡地の最奥で未だ動き続ける防衛システム。
魔導書の形をしており周囲に薄いガラスの様な8つの魔陣障壁が浮かんでいる。
魔陣障壁が何らかの攻撃により全て取り除かれると最終シークエンスが発動し、監獄全体を抹消する為に自爆する。

【鱗碧甲】りんぺきこう
題名はまだ無いの最後の方に名前だけ登場した武具。
リベリア専用としてデッドライドの外殻を使用して造られた。
ただしリベリアは武器に単分子ワイヤーを選んでしまったので、グラムは仕方無く倉庫の肥やしにした。

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